いくつか報道されていましたが、CNNニュースのものを見ました。→ リンク
もっともハワイ語では、Ka Wai a Pele、つまりペレの水という名前だったので、ここでも感情の激しい火山の女神ペレへの畏怖の念を感じます。
水深が60mくらいあったとのことで、溶岩に埋まったり、熱で水が蒸発したりしたのでしょうが、溶岩のパワーに驚くのみです。
もともと、富士五胡も瀬の海と呼ばれる大きな湖があり、それが溶岩でせき止められて、山中湖、河口湖、西湖になったといわれていますが、小さな湖では一溜まりもなかったようです。
四輪駆動車がないと行けないグリーンサンドビーチ以外の主要な場所は、ハワイ島マニアとしてかなり見て回ったのですが、恥ずかしながらこのような湖のあることは知りませんでした。
ネットで写真を探したのですが、有名な観光地でもなく、しかも訪れる人も少ないヒロのかなり郊外ということで、Googleマップで確認してみることにしました。
近くのパホエ地区やカポホ地区の原野の中に住宅地のあるようなエリアを、よく車で走り回っていたのに、全然知りませんでした。
ヒロからこのエリアに行く途中には、週末に大きなファーマーズマーケット「マクウ・マーケット」が立ったり。
<過去記事>
・日曜朝は朝飯&ショッピングにヒロの郊外へ ~マクウ・マーケットまた海側のプナ(Puna)地区に行くと、地中から温泉が噴き出していて、ぬるま湯の入り江で地元の人が水着で泳いでいるアハラヌイ・ビーチ・パーク(Ahalanui)があります。
つまり、地下水が温められているということは、まさに火山地帯の真上ということなんですが。
ちなみにうちでも行って遊んできましたが、海水と混じって、ほんのりと温かいだけで、日本でいう温泉どころか、温水プールよりも水温は低いです。
で、グリーン湖はどこ?
ということで、資料もあまりないし、雑誌やガイドブックに乗るほど有名でもなく、とりあえずGoogleマップで宇宙から調べてみることにしました。まずはヒロの郊外、パホア地区よりさらに南側なんでハワイ島の右側(東側)にフォーカスして行きます。
(C) Google
左側にカポホクレーターというので、火口があるのでしょうか。
右下にはカポホポイントという小さな湾と入江があります。
今回、こちらの美しい入り江も溶岩に埋もれてしまったそうです。
アハラヌイ・ビーチ・パークに行った時に、カポホの入り江まで行きましたが、そのままUターンしてパホエに戻ってしまいました。
上の地図では小さすぎて、どこに湖があるか分かりませんよね。
実は、以下の地図に赤丸で示したところです。
ハワイ島最大の淡水湖だったといいますが、ほとんど池のようなサイズです。
ここのところをアップにすると、グリーン湖として表示されました。
こちらのエリアは、治安のいいハワイ島の中では、イマイチ治安もよろしくないということで、若干腰が引けていました。
こうなるなら、この時、もう少し足を延ばせばよかったです。
ハワイ島に行くと、必ずショッピングモールに置いてある不動産情報のフリーペーパーを見て不動産価格を調べているのですが、確かにヒロの郊外を過ぎて、パホア地区の奥に行くと、日本円で100〜200万円で買えるような物件もありました。
写真を見ると、ほとんど原野としか言いようのない光景が広がっていましたが。
いずれにせよ、この湖は溶岩に飲まれ、水が蒸発してしまいました。
一度も見ないうちになくなってしまったのは、残念です。
長い目で見れば、また溶岩大地が新しい地形を作っていくのでしょうが、しばらくはこのエリアに住んでいる方々には大変な日々が続きそうです。
女神ペレの住むという活火山の近くに覚悟して住んでいるという方もいましたが、早く終息することを祈らずにはいられません。
ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ
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