2015年4月4日土曜日

熱帯植物の茂るアカカ滝(Akaka fall)

雨の多いハワイ島東部は水の豊富な渓谷があちこちあります。ヒロの市街地から程近いレインボウ・フォール、我が家で一押しのハワイ熱帯植物園など。その中でも最大の見どころといえるのは、このアカカ滝(Akaka fall)でしょう。

ヒロからハマクアコーストに沿って20〜30分くらい西側、つまりワイメア方面に行くと、ホノム(Honomu)という小さな集落があります。ハワイ島のいくつかの古い映画館のひとつであるホノム・シアターがあり、その隣りにはハワイ島土産として有名な、Mr. Edのジャムが売られているパン屋があります。


Mr. Edの店のもうひとつ隣りに真言宗の寺院があり、その前の道を右折、山をどんどん登って行くと15分くらいでアカカ滝のエリアに到着します。

駐車場に車を停めると、辺りは熱帯の緑の茂るジャングル。その木々の合間から滝が見えます。


ジャングルの間の小径を歩いて行くと、突如として視界が開け、大きな滝壺と巨大な滝〜何と落差128mとのことですが〜が見えてきます。ハワイ島の雄大な自然そのものであり、また貿易風により年間降水量が3,000ccを優に超えるヒロから島の東側の豊富な水量を見ることができます。

名残惜しいですが、小径はぐるりと周囲を一周できるようなループになっているので、今度は逆側から帰ることにします。巨大な木々の合間を縫うように、滝から遠ざかっていきます。

木だけでなく、派手な色彩の熱帯植物、花、実などを楽しみながら、ゆっくり散策していくことをお勧めします。


そうそう、駐車場に入るときは何ドルか支払う必要があるのをお忘れなく。もっとも、ボルケーノはじめ、州立公園の維持のためには必要な費用ですから、ハワイ島マニアとしては気持ちよく払い、寄付ボックスがあれば、もう1ドルくらい余分に払うように心掛けています。ここハワイ州の財政はけっこう火の車らしいので、多少なりともお役に立てればとも思います。

帰りは、滝のある山腹から真っ直ぐ下ってきて、まるでそのまま太平洋に続くのではないかと思うような、素晴らしい景色を見ながらのドライブです(さすがに長い下り坂を運転しながら撮影するのは危険なので、この撮影は息子にやらせました)。



**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ