2014年7月27日日曜日

アカツカ・オーキッド・ガーデンで一休み

雨の多いヒロ(Hilo)からボルケーノ(Volcano National Park)に向かうとき、11号をひたすら南下していきます。ケアアウ(Keaau)のところで道はY字型になり、左折するとパホア(Pahoa)や巨大朝市の立つマクウ(Makuu)、あるいは温泉の沸くアハラヌイ(Ahalanui Hot Spring)ビーチパークに行きますが、そこで道なりに右に行きます。

最初はMountain Viewとか(余談ですが2011年夏にここのセブンイレブンに寄ってスパムムスビを買ったときに、店員さんから地震と津波のお見舞いを言ってもらいました)、郊外の住宅地を抜けると、何だか熱帯雨林の中を横切る道路になってきます。

しかもこの辺でも急に霧が出たり、スコールが降ったりして、脇の標高看板が出てくると、もう標高が500mとかあって、だんだん山岳地帯に近づいてきたことが分かります。

さてもう数kmでボルケーノというところでひょいと左手を見ると、大きな駐車場と可愛らしいデザインの売店、その奥の大きな温室が見えてきます。これが日系人のアカツカさんが作った蘭農場、アカツカ・オーキッド・ガーデン(Akatsuka Orchid Gardens)です。

中は巨大な、日本では見られないような(といっても、小石川植物園や神代植物園の温室では見たような気もしますが)、派手な色彩と大き目の蘭の花が芽に入ってきます。

毎回行くわけではないのですが、何度かここに停車して蘭の花を見つつ、自販機でミネラルウォーターとかコーラを買って一休みしてからボルケーノに行く、というパターンがあります。

いちおう日本にも持っていけるはず買っていっていいらしいのですが、さすがに育てるほどマニアでもなく、毎回見るだけです。それでも苦労して入植した同胞の先人が異国の地で大変な苦労をして、今このように文字通り美しい大輪の花を咲かせていると思うと、何だかとてもうれしくなります。







http://www.akatsukaorchid.com/

**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ

2014年7月13日日曜日

旧ボルケーノ・ハウスからの光景(ハワイ島火山国立公園)

ずっと工事中で最近リニューアルしたハワイ国立火山公園内にあるホテル、ボルケーノハウス。ここ最近はハレマウマウ火口を見に行くときに横を通るだけですが、2007年に一度だけ泊まったことがありました。

このとき、前日にボルケーノビレッジにあるラバロックカフェというレストランでBBQビーフのプレートを食べたのですが、何だかビーフが硬くて、しかもその後飲んだ濃いコーヒーがこれまたコナコーヒーというより粉コーヒーという感じで、胃がもたれて周囲を散歩しただけで、すぐに寝てしまいました。

ところが翌朝、妻から「あんた、すごい綺麗だから起きて」と5時過ぎくらいに叩き起こされて、窓を開けてみると、朝のさわやかな空気の中に、マウナ・ロアの雄大な、ウナギのように凄まじいほど長い威容が見えました。


やがて溶岩台地に陽が昇り、あたりの風景が朝陽を受けて輝きだしました。ここハレマウマウは陽の女神ペレが住むといわれていますが、そういう前提がなくても、神々しさや大地のパワーを感じることができるはずです。




このあと、少しずつガスが出てきて、マウナ・ロアの姿は輪郭がぼやけてきてしまいました。それにしても、このなだらかに見える山が海抜4,200mもあるなんて、ウソのようです。

太平洋のど真ん中で大地を作り続けながら南東へと進んでいくマグマのホットスポット。すでにハワイ島の南側にロイヒと呼ばれる海底火山が次の活動を続けています。

**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ


2014年7月1日火曜日

ホノムの村でMr. Edの手作りジャムを試食と称して大量に食う

妻子があまり自然好きでないので、アカカの滝(Akaka Fall)はこれまで1回しか行ったことがありません(涙)。

その帰り、丘陵地帯にあるアカカ滝から坂を下りてくると、まるでジェットコースターのように青い空と海の吸い込まれていきそうな、最高に美しい一本道を行きます。


この坂が終わるところは、そのまま海にダイブ、、、ではなくて、ホノム(Honomu)という小さな集落があります。


この村のメインストリートに、ハワイ土産として一押しのMr. Edのジャムがあります。うちではコードネーム、「エドジャム」と呼んでいます。当家では必ず西側のコナ、もしくはワイコロアと、東のヒロに半分ずつ逗留するので、ハワイ島北岸、ハマクア・コーストの道を1回横断するのですが、ヒロに近づいてきたところで坂道を山側に入り、よくホノムで休憩します。

店はかつて日系人のイシゴさんという人の建物でしたが、その後Edさんが店を引き継ぎ、いまはMr. Ed's Bakeryというパン屋になっています。

ちょうど妻子が店に入るところを写しましたが、彼らの目当ては地元の果物や野菜をふんだんに使った何十種類とある自家製ジャムの試食です。

お店の人にジャムのテイスティングがしたい、というと内科医が喉の奥を見るときに使うような木のヘラを渡され、それで試食用のジャムを味わいます。


トロピカルフルーツやコーヒーの花、リリコイ(ホオズキの一種)などいろいろあります。

ホノムのジャムとか最近ではいろいろなジャムがありますが、いちおうハワイ島東部のジャムはここが老舗だし、実際に味でも一番ではないかと思います。

地元の方に聞くと、温暖で雨量の豊富なハマクア・コーストからヒロの辺りは、そこらに果物をうち捨てておくだけで、あっという間にフルーツが鈴生りなってしまうそうです。

言い換えれば、ほぼ無料に近い豊富なジャムの原料が周囲にあるわけです。

ただしもともと1個7ドルと安くはなかったのですが、最近物価が上がったのか2013年末に行ったときは8ドルになっていました。

店主のMr.Edと話す機会があったのですが、今でも全部のジャムはハワイ島のフルーツを使って自分で作っているとか、娘がカリフォルニアに行って(ハワイ島の若者は米国本土に行っているケースが多い)いまちょうど出産で奥さんが手伝いに行っているとか聴いたことがあります。

別のときに行ったときは、うちの妻がMr. Edから「これおいしいからあげるよ」と売り物の巨大なクッキー一式をもらっていました。

何だか口ひげの似合う、気のいい田舎のおじさんです。

見たまんま、その通りなんですが。


この集落には仏教寺院もあります。Honomu Odaishisanという名前から察するに真言宗系のように思われます。夏はこのようなところ盆踊り(Bon Dance)も行われるそうです。



**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ

夏休みのハワイ島旅行はなし

例年であれば今頃は、なじみの旅行代理店のなじみのご担当者にお願いしてホテルやチケットを手配して、ほぼ内金を払い終えている時期ですが、昨年から近隣に4~5坪の畑を借りていて、数日に1回は野菜の世話をしないといけないので、夏場にハワイ島にいけません。

ちなみに旅行代理店はファーストワイズさんをお願いすることが多いです。ここはわりと低価格なプランで、しかも好き勝手にアレンジしてくれるので、一番安い3泊5日のツアーを選び、手数料と延長分のレンタカー料金を上乗せして、あとは自分の好きなホテル3~4泊くらい自分で予約します。

いまは楽天トラベルとかでもハワイのホテルを予約できますが、きっちり数%上乗せされているので、できればそのホテルの情報は複数の情報サイトできっちりチェックして、最後にホテルのサイトで直接予約した方が安価です。ただし、時差があるので、宿泊日は現時時間できっちりカウントしてください。まあヒロとかはそれほど賑わっているわけではないので、最近うちがよく利用しているシーサイドホテルくらいだったら、予約なしでも部屋はありそうですが。

ちなみにファーストワイズさんやその他格安ツアーの安さの秘密は、航空会社でデルタとか中華航空がメインです。デルタは値段相応ですが、7年前に中華航空に乗ったときは、当時3歳だった息子のことも凄い世話してくれて、また中華料理の食事もけっこう行けてて、印象はよかったです。

どうせ飯食って寝るだけですし、ビジネスクラスやファーストクラスに乗るわけでもないので、だったら安い方がいいやと割り切っています。

7月になってすっかり暑くなってきましたが、サトイモは水をたっぷりやらないといけないし(古代ハワイ人の主食、タロイモの仲間なので、何だか懸命に水遣りしています)、キュウリやナス、トマトはほっておくとどんどん伸びてくるので、当面は冬場などシーズンオフに行くしかなさそうです。

とりあえず、こんなふうに野菜の世話を頑張っております。

http://yasai-tsukuro.blogspot.jp/