2014年7月1日火曜日

ホノムの村でMr. Edの手作りジャムを試食と称して大量に食う

妻子があまり自然好きでないので、アカカの滝(Akaka Fall)はこれまで1回しか行ったことがありません(涙)。

その帰り、丘陵地帯にあるアカカ滝から坂を下りてくると、まるでジェットコースターのように青い空と海の吸い込まれていきそうな、最高に美しい一本道を行きます。


この坂が終わるところは、そのまま海にダイブ、、、ではなくて、ホノム(Honomu)という小さな集落があります。


この村のメインストリートに、ハワイ土産として一押しのMr. Edのジャムがあります。うちではコードネーム、「エドジャム」と呼んでいます。当家では必ず西側のコナ、もしくはワイコロアと、東のヒロに半分ずつ逗留するので、ハワイ島北岸、ハマクア・コーストの道を1回横断するのですが、ヒロに近づいてきたところで坂道を山側に入り、よくホノムで休憩します。

店はかつて日系人のイシゴさんという人の建物でしたが、その後Edさんが店を引き継ぎ、いまはMr. Ed's Bakeryというパン屋になっています。

ちょうど妻子が店に入るところを写しましたが、彼らの目当ては地元の果物や野菜をふんだんに使った何十種類とある自家製ジャムの試食です。

お店の人にジャムのテイスティングがしたい、というと内科医が喉の奥を見るときに使うような木のヘラを渡され、それで試食用のジャムを味わいます。


トロピカルフルーツやコーヒーの花、リリコイ(ホオズキの一種)などいろいろあります。

ホノムのジャムとか最近ではいろいろなジャムがありますが、いちおうハワイ島東部のジャムはここが老舗だし、実際に味でも一番ではないかと思います。

地元の方に聞くと、温暖で雨量の豊富なハマクア・コーストからヒロの辺りは、そこらに果物をうち捨てておくだけで、あっという間にフルーツが鈴生りなってしまうそうです。

言い換えれば、ほぼ無料に近い豊富なジャムの原料が周囲にあるわけです。

ただしもともと1個7ドルと安くはなかったのですが、最近物価が上がったのか2013年末に行ったときは8ドルになっていました。

店主のMr.Edと話す機会があったのですが、今でも全部のジャムはハワイ島のフルーツを使って自分で作っているとか、娘がカリフォルニアに行って(ハワイ島の若者は米国本土に行っているケースが多い)いまちょうど出産で奥さんが手伝いに行っているとか聴いたことがあります。

別のときに行ったときは、うちの妻がMr. Edから「これおいしいからあげるよ」と売り物の巨大なクッキー一式をもらっていました。

何だか口ひげの似合う、気のいい田舎のおじさんです。

見たまんま、その通りなんですが。


この集落には仏教寺院もあります。Honomu Odaishisanという名前から察するに真言宗系のように思われます。夏はこのようなところ盆踊り(Bon Dance)も行われるそうです。



**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ

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