これまでハワイ島にほぼ毎年のように訪れ、撮影した写真も3千枚を超えました。
(実際は同じシーンで何度もシャッターを切っているので、その倍はデータがあります)。
自分の好きなハワイ島の風景をできるだけ多くのハワイ島好きの方に、いや未来のハワイ島マニアも含めてシェアしたいとコツコツ作りためて来ました。
今回はKindleにまとめるにあたり、最新情報を踏まえて加筆・修正しただけでなく、いくつか秘蔵の写真も追加しました。Kindle読み放題プログラムでも読めますので、ぜひぜひ気軽にご覧いただければうれしいです。
名所から秘密のビーチまで 私家版ハワイ島ガイドブック
毎年のようにハワイ島に行き、あの広大な溶岩台地をコナからワイコロア、ワイメアからハマクアコーストを通ってヒロへ、ボルケーノへ。取って置きのおすすめスポットをご案内します。
2018年10月8日月曜日
2018年8月9日木曜日
ヒロ湾そしてマウナ・ケア山を眼下に望むヒロ・ハワイアン・ホテル
豪華なホテルがいくつもあるオアフ島ワイキキあたりから比べると、ハワイ島の宿泊施設はわりと素朴です。
もっともハイエンドなのは、ハワイ島北西部にあるワイコロア地区でしょうか。この辺りだけは黒い溶岩台地を切り開いて作られたホテルがあり、やや築年数は古いものの豪華なホテル、全米でもトップクラスの美しいビーチ、そしてハワイの食材を使ったフルコースが楽しめるレストランがあります。
さらにそのホテルの1つ、マウナラニベイの近くにあるフィッシュポンド(養魚池)は、島全体がパワースポットのハワイ島の中でもトップクラスのパワースポットといわれています。
ハワイ島の地図を見ると、右上にL字型に引っ込んだ地形がありますが、そこがヒロ湾(Hilo Bay)です。かつてチリ沖地震の時に津波の被害があるため、ヒロ湾を覆うように防波堤が築かれています。
人口は4〜5万人ですから、日本の小さな地方都市くらいのサイズです。ヒロというのはハワイ語で「三日月」という意味で、ヒロ湾の形が三日月のように湾曲しているからだといわれています。
ヒロに到着してすぐに、海岸線に沿って2階建てのベージュの建物が並ぶ商店街があります。シンマチ(新町)と呼ばれる、ヒロの中心地です。
ここをホロホロ(ちんたら散歩する)してもいいのですが、そのまま直進し、最初の交差点を左折して、その次の交差点を右に入ると(直進すると、ココナッツ・アイランドです)、三日月型の曲がったホテルが見えてきます。
これがヒロで一番大きなキャッスル・ヒロ・ハワイアン・ホテル(Castle Hilo Hawaiian Hotel)です。
https://www.castleresorts.com/big-island/hilo-hawaiian-hotel/
建物の周囲に駐車スペースがあるので、そこに駐車してホテルに入ります。
入り口は少し高くなっていますが、3日のうち2日は雨が降るヒロらしく、フロアはいつも濡れており、「転倒注意」の黄色いプレートがいつも置かれています。
部屋は海側のオーシャンビューか内陸側のマウンテンビューがあり、さらにいくつかランクがありますが、ホノルルでいえば5段階でよくて3くらいの地味なホテルです。
数年前に内装をリニューアルしたようで、以前より綺麗で内装の色調なども明るくなったようですが、残念ながら改装後は行ったことがありません。
また120〜140ドルで宿泊できたのですが、改装後は一番安くて150ドル前後、さらに200ドルや300ドル以上の部屋もあり、1ランク上に上がったかもしれません。
マウンテンビューの内陸側でも、バニヤン通り(Banyan Drive)の大きなバニヤン・ツリー(南国でおなじみのガジュマルの木)や道の向こうのゴルフコース(1回50ドルもしないくらいでプレーできるそうです)などが見え、これはこれで風情がありますが。
雨はよく降り、長いと半日くらいしとしと降り続きますが、雨が上がったら午後とか夕方にベランダ(ラナイ)に出て、太平洋を渡ってくる風に吹かれ、ヒロ湾の風景を眺めつつ、コーヒーやビールを飲む。地味で観光客は多くないし、雨季は湿気の多いヒロですが、何とも魅力的な町です。
雨が上がった直後に、四方を見渡していると、思わぬところにダブルレインボウが出ていることもあります。
といっても、延べ6ヶ月近くハワイ島に滞在していて、2回しかなく、さらに走行中とかできれいに写真が撮れなかったのですが。
なお、ヒロ・ハワイアン・ホテルの隣りには、同じくらいのサイズの「ナニロア ボルケーノズ リゾート(Grand Naniloa Hotel Hilo)」というホテルもあります(以下写真の左側)。
こちらは朝の散歩でよく前を通るのですが、宿泊したことはありません。
もっともハイエンドなのは、ハワイ島北西部にあるワイコロア地区でしょうか。この辺りだけは黒い溶岩台地を切り開いて作られたホテルがあり、やや築年数は古いものの豪華なホテル、全米でもトップクラスの美しいビーチ、そしてハワイの食材を使ったフルコースが楽しめるレストランがあります。
さらにそのホテルの1つ、マウナラニベイの近くにあるフィッシュポンド(養魚池)は、島全体がパワースポットのハワイ島の中でもトップクラスのパワースポットといわれています。
ヒロでもっとも豪華なホテル
さて、そんなハワイ島西部から高原の町ワイメア、マラサダで知られるテックドライブインのあるホノカアを通り、さらに荒々しい海岸線が続くハマクアコースト島を120km以上走って横断していくと、ハワイ州第2の町(都市ではないです)ヒロ(Hilo)に着きます。ハワイ島の地図を見ると、右上にL字型に引っ込んだ地形がありますが、そこがヒロ湾(Hilo Bay)です。かつてチリ沖地震の時に津波の被害があるため、ヒロ湾を覆うように防波堤が築かれています。
<参考>
・チリ地震の影響 ~ヒロと津波の歴史人口は4〜5万人ですから、日本の小さな地方都市くらいのサイズです。ヒロというのはハワイ語で「三日月」という意味で、ヒロ湾の形が三日月のように湾曲しているからだといわれています。
ヒロに到着してすぐに、海岸線に沿って2階建てのベージュの建物が並ぶ商店街があります。シンマチ(新町)と呼ばれる、ヒロの中心地です。
ここをホロホロ(ちんたら散歩する)してもいいのですが、そのまま直進し、最初の交差点を左折して、その次の交差点を右に入ると(直進すると、ココナッツ・アイランドです)、三日月型の曲がったホテルが見えてきます。
これがヒロで一番大きなキャッスル・ヒロ・ハワイアン・ホテル(Castle Hilo Hawaiian Hotel)です。
https://www.castleresorts.com/big-island/hilo-hawaiian-hotel/
建物の周囲に駐車スペースがあるので、そこに駐車してホテルに入ります。
入り口は少し高くなっていますが、3日のうち2日は雨が降るヒロらしく、フロアはいつも濡れており、「転倒注意」の黄色いプレートがいつも置かれています。
部屋は海側のオーシャンビューか内陸側のマウンテンビューがあり、さらにいくつかランクがありますが、ホノルルでいえば5段階でよくて3くらいの地味なホテルです。
数年前に内装をリニューアルしたようで、以前より綺麗で内装の色調なども明るくなったようですが、残念ながら改装後は行ったことがありません。
また120〜140ドルで宿泊できたのですが、改装後は一番安くて150ドル前後、さらに200ドルや300ドル以上の部屋もあり、1ランク上に上がったかもしれません。
雨のない日は早起きしてヒロ湾そしてマウナ・ケアを見よう
それでも、オーシャンビューの部屋からは、ヒロのパワースポットといわれるココナッツ・アイランド(モクオラ)とヒロ湾、そして天気が良ければ(3日に1回くらいの割合、それも朝)、マウナ・ケア山から山頂付近の各国の天文台まで見えます。マウンテンビューの内陸側でも、バニヤン通り(Banyan Drive)の大きなバニヤン・ツリー(南国でおなじみのガジュマルの木)や道の向こうのゴルフコース(1回50ドルもしないくらいでプレーできるそうです)などが見え、これはこれで風情がありますが。
雨はよく降り、長いと半日くらいしとしと降り続きますが、雨が上がったら午後とか夕方にベランダ(ラナイ)に出て、太平洋を渡ってくる風に吹かれ、ヒロ湾の風景を眺めつつ、コーヒーやビールを飲む。地味で観光客は多くないし、雨季は湿気の多いヒロですが、何とも魅力的な町です。
雨が上がった直後に、四方を見渡していると、思わぬところにダブルレインボウが出ていることもあります。
といっても、延べ6ヶ月近くハワイ島に滞在していて、2回しかなく、さらに走行中とかできれいに写真が撮れなかったのですが。
こちらは朝の散歩でよく前を通るのですが、宿泊したことはありません。
2018年6月15日金曜日
シュノーケルするならホヌ(ウミガメ)にも会えるカハルウ・ビーチ・パーク
カイルア・コナの周辺には、美しいビーチがたくさんあります。
砂浜でのんびりしたり、波打ち際で海水浴したりしても気持ちいいですが、少し5〜10mくらい砂浜から沖に行くと、深さ1m前後のところにも色の美しい熱帯魚がたくさんいます。
ということで、ぜひシュノーケリングをオススメします。
え、道具がない、と思われるかもしれませんが、コナ近辺であれば、ウォルマート、KTA、ロングス(Longs)など、量販店、スーパー、ドラッグストア、さらにはコンビニのABCマートでも売っています。
ABCマートはちょっと割高ですが、大手ストアなら15ドルくらいから入手できます。
ただし、裸足だと岩場で足を切ったりする恐れもあるし、そうでなくても足の裏が痛いので、足ヒレを付けるか、マリンシューズを履くと安全です。
ここからさらに1〜2km南下すると、マンタ(オニイトマキエイ)で有名なケアウホウのスポットがあるくらいで、生態系は豊かです。
それなりに広い駐車場があるのですが、土日とかはけっこうすぐ一杯になったりするので、地元の人々や観光客にもよく好まれているようです。
沖には岩を積んだ、おそらく波を弱めるためのブロックがあり、ライフセーバーの監視もあり、さらに売店で飲み物や軽食も手に入るので、手軽なところです。
もちろん、街中で飲み物を買ったり、スパムむすびのような軽食を持っていってもいいかもしれません。
前述のケアウホウにはショッピングモールがあり、スーパーのKTA(弁当があります)、ドラッグストアのロングす、ちょっとしたレストランなど飲食店、プレートランチのL&L、コーヒーやアイスクリームのスタンドなどもあります。
数分で移動できますから、そこでシュノーケル道具や軽食を買って、ビーチに持っていってもいいかもしれません。
ハワイ島の自然を確実に保護するため、ゴミはきちんとまとめて、持ち帰ってくださいね。
手軽にシュノーケルをするなら、キング・カメハメハ・コナ・ビーチ・ホテルの脇のビーチでもそれなりに楽しめます。
このホテルに宿泊しているときは、そのまま部屋から水着にTシャツを羽織って、ホテルの脇の出入り口から、そのままビーチに出られます。
少し海に向かって、カメハメハ大王のあずま屋と波打ち際の真ん中くらいまで行けば、赤やら青やら黄色やら、カラフルな熱帯の魚がいて、楽しませてくれます。
カハルウ・ビーチ・パークは砂浜のビーチもあるのですが、そこから海側は岩場になっています。
この岩場はけっこう素足で歩くと痛いところがあるし、太陽が上がってくると砂も熱くなるので、サンダル、できればビーチシューズを履くことをオススメします。
この岩場の奥は入り江になっています。
ここは全体的に浅いので、子供連れとかこの辺りで浮き輪に乗せたり、親が手を引いたりして遊ばせています。
入り江の少し向こう(コナの中心地の方向)には、海沿いの別荘などが見えます。
その向こうに2kmくらい行くと、ハワイ島には珍しい白い砂のマジック・サンズ・ビーチ・パークがあります。
そちらは岩場がないので、海水浴だけでなくサーファーなどもいたりします。
岩場を抜けたところ(写真の中央付近から左)は、シュノーケルのポイントです。
ゴーグルを着けて水中を見ると、けっこう岩がごつごつしていますが、その合間に青、黄色、赤など原色も鮮やかな熱帯の小魚が泳いでいるのが見えます。
もう1つ、左側の方に岩場が続きますが、よくホヌ(ウミガメ)が来ています。
ハワイではホヌは守り神なので、ラッキーな気分になります。
おそらくホヌの主食である岩についたコケや海藻を食べに来ているのかと思います。
ハワイ州のルールで4m以内に近づいては行けないのですが、適度に距離を守りつつ観察してみると、感激すること間違いなしです。
けっこう可愛らしいです。
ここ以外でも、カイルア・コナの桟橋からフリヘエ宮殿に向かう浅瀬でも、よく見ます。
特に朝や夕方は彼らの食事タイムなのか、高い確率で岩場でのホヌのもぐもぐタイムを見ることができます。
砂浜でのんびりしたり、波打ち際で海水浴したりしても気持ちいいですが、少し5〜10mくらい砂浜から沖に行くと、深さ1m前後のところにも色の美しい熱帯魚がたくさんいます。
ということで、ぜひシュノーケリングをオススメします。
え、道具がない、と思われるかもしれませんが、コナ近辺であれば、ウォルマート、KTA、ロングス(Longs)など、量販店、スーパー、ドラッグストア、さらにはコンビニのABCマートでも売っています。
ABCマートはちょっと割高ですが、大手ストアなら15ドルくらいから入手できます。
ただし、裸足だと岩場で足を切ったりする恐れもあるし、そうでなくても足の裏が痛いので、足ヒレを付けるか、マリンシューズを履くと安全です。
コナの中心地から近いカハルウ・ビーチ・パーク
手軽にシュノーケリングが楽しめる場所として、カイルア・コナの中心地、キング・カメハメハ・コナ・ビーチ・ホテルやショッピングセンター、ハワイの地元の銀行などがあるエリアから5〜6kmくらい南下したところにある、カハルウ・ビーチ・パーク(Kahaluu Beach Park)をオススメします。ここからさらに1〜2km南下すると、マンタ(オニイトマキエイ)で有名なケアウホウのスポットがあるくらいで、生態系は豊かです。
それなりに広い駐車場があるのですが、土日とかはけっこうすぐ一杯になったりするので、地元の人々や観光客にもよく好まれているようです。
沖には岩を積んだ、おそらく波を弱めるためのブロックがあり、ライフセーバーの監視もあり、さらに売店で飲み物や軽食も手に入るので、手軽なところです。
もちろん、街中で飲み物を買ったり、スパムむすびのような軽食を持っていってもいいかもしれません。
前述のケアウホウにはショッピングモールがあり、スーパーのKTA(弁当があります)、ドラッグストアのロングす、ちょっとしたレストランなど飲食店、プレートランチのL&L、コーヒーやアイスクリームのスタンドなどもあります。
数分で移動できますから、そこでシュノーケル道具や軽食を買って、ビーチに持っていってもいいかもしれません。
ハワイ島の自然を確実に保護するため、ゴミはきちんとまとめて、持ち帰ってくださいね。
手軽にシュノーケルをするなら、キング・カメハメハ・コナ・ビーチ・ホテルの脇のビーチでもそれなりに楽しめます。
このホテルに宿泊しているときは、そのまま部屋から水着にTシャツを羽織って、ホテルの脇の出入り口から、そのままビーチに出られます。
少し海に向かって、カメハメハ大王のあずま屋と波打ち際の真ん中くらいまで行けば、赤やら青やら黄色やら、カラフルな熱帯の魚がいて、楽しませてくれます。
カハルウ・ビーチ・パークは砂浜のビーチもあるのですが、そこから海側は岩場になっています。
この岩場はけっこう素足で歩くと痛いところがあるし、太陽が上がってくると砂も熱くなるので、サンダル、できればビーチシューズを履くことをオススメします。
この岩場の奥は入り江になっています。
ここは全体的に浅いので、子供連れとかこの辺りで浮き輪に乗せたり、親が手を引いたりして遊ばせています。
入り江の少し向こう(コナの中心地の方向)には、海沿いの別荘などが見えます。
その向こうに2kmくらい行くと、ハワイ島には珍しい白い砂のマジック・サンズ・ビーチ・パークがあります。
そちらは岩場がないので、海水浴だけでなくサーファーなどもいたりします。
岩場を抜けたところ(写真の中央付近から左)は、シュノーケルのポイントです。
ゴーグルを着けて水中を見ると、けっこう岩がごつごつしていますが、その合間に青、黄色、赤など原色も鮮やかな熱帯の小魚が泳いでいるのが見えます。
もう1つ、左側の方に岩場が続きますが、よくホヌ(ウミガメ)が来ています。
ハワイではホヌは守り神なので、ラッキーな気分になります。
おそらくホヌの主食である岩についたコケや海藻を食べに来ているのかと思います。
ハワイ州のルールで4m以内に近づいては行けないのですが、適度に距離を守りつつ観察してみると、感激すること間違いなしです。
けっこう可愛らしいです。
ここ以外でも、カイルア・コナの桟橋からフリヘエ宮殿に向かう浅瀬でも、よく見ます。
特に朝や夕方は彼らの食事タイムなのか、高い確率で岩場でのホヌのもぐもぐタイムを見ることができます。
2018年6月13日水曜日
パワースポットのプウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園
キャプテン・クックから急坂を下り、ケアラケクア湾から入り江の向こう側にあるキャプテン・クックの記念碑を見ました。
そうしたら、もと来た急坂を戻らないで、海沿いの道を南下してみてください。
けっこう草だらけの狭い道ですが、いちおう舗装はされています。
4〜5kmくらい行く時、National Historical Park(国立歴史公園)の道案内のプレートが出てきます。
プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園(Pu'uhonua O Honaunau National Historical Park)です。
というか、けっこう広いエリアなので、その中に入っているかもしれません。
海沿いの駐車場に入れて、入り口に行きます。
海に面しているので、入場するといきなり美しい砂浜とヤシの木の風景が目に飛び込んできます。
散策するだけでも、とても気持ちのいいところです。
古代ハワイアンの家が再現されています。
お約束の、中で居合わせた人に家族写真を撮ってもらいました。
ちょうどハワイ文化の教育について、居合わせた他の訪問者数名に、わりときつめの口調で語っていました。
ハワイの伝統的な教育は、知識でなく、心で感じさせ、実際に体験を通じて習得(learn)されるものだ、現代社会の教育は知ることで習得した気になるが、身体と心で受け止めたものでないと本当に習得したとはいえないのだ、というような趣旨の話をしていて、数人のアメリカ人らしく旅行者たちが熱心に聞き入っていました。
観光客相手にハワイの伝統文化を広めたいという、地元のハワイ文化を伝承し、保護しようとしている活動家の方でしょうか。
実際に日本でも、芸術であり文学でもあるフラに取り組む人、ウクレレを演奏する人、またヒーリング技法としてロミロミを学ぶ人、問題解決技法としてホ・オポノポノを援用する人など、いろいろいます。
迷信のようなものもありますが、狭いエリアで自然と向き合って生きてきた人たちの知恵や感性は、意外にあなどれません。
ハワイの歴史と伝統文化を知るというのも、ハワイ島に滞在する醍醐味の1つです。
北側を見ると、おそらくフアラライ山と思われる、山の稜線が見えます。
コナのビーチから見るのと、おなじみの風景です。
これらはカプ(Kapu)と呼ばれて、破った場合には天災などのひどい天罰が下るので、それを避けるために死罪という、かなり厳しい制度でした。
このKapuは、英語のタブー(Taboo)の語源とのことです。
実際、古代ハワイの神は厳しい自然の象徴だったのでしょうか、けっこう怖い感じです。
遺跡の中にも、古代ハワイの神々の像を見ることができます。
そしてこのプウホヌアにはヘイアウ(聖域、聖地というべきパワースポット)があります。
カプには救済措置があり、もしカプを破っても、追っ手を逃れてこのエリアにまで逃げ込むことができれば罪が許されるのでした。
いわば、駆け込み寺というべきでしょうか。
実際は神々の怒りに触れる前に、カプを破った人間を処罰してしまおうと、すごい勢いで追っ手も迫ってくるでしょうし、ヘイアウの周囲も原生林や荒い海で、そこを突破して行くのは容易ではなかったと推測できますが・・・。
あの塀の向こうにたどり着くために、どんなドラマがあったのか。
温暖な常夏の島でも、人間がたくさん集まり、社会を作ると、いろいろいざこざが起きるものだなあ、などとしばし物思いに耽りました。
今はただ美しい海と、きれいにメンテナンスされている古代の遺跡が残るのみです。
足元を見ると、ハワイの伝統文化では守り神とされるホヌ(ウミガメ)がのんびりと入り江の砂の上を泳いでいました。
ちなみに来るときはキャプテン・クックの町から狭い急坂を下って、ケアラケクア湾経由で来ましたが、帰りは公園の駐車場からまた急坂を上がっていけば、すぐに幹線道路(11号線)に出ることができます。
ここからコナに戻る途中には、いくつものコナ・コーヒーの農園やショップがあるので、そこでコーヒーを試飲するのがオススメです。
また行きにケアラケクア湾に下りていった交差点の近くにはマナゴホテルがあるので、ランチタイムや夕方であれば、名物のポークチョップをぜひ試してみてください。
<過去記事>
・ケアラケクア湾に降りてキャプテン・クックの記念碑を遠目に見るそうしたら、もと来た急坂を戻らないで、海沿いの道を南下してみてください。
けっこう草だらけの狭い道ですが、いちおう舗装はされています。
4〜5kmくらい行く時、National Historical Park(国立歴史公園)の道案内のプレートが出てきます。
プウホヌア・オ・ホナウナウ国立歴史公園(Pu'uhonua O Honaunau National Historical Park)です。
というか、けっこう広いエリアなので、その中に入っているかもしれません。
海沿いの駐車場に入れて、入り口に行きます。
美しいビーチとハワイアンの草ぶき屋根の家
海に面しているので、入場するといきなり美しい砂浜とヤシの木の風景が目に飛び込んできます。
散策するだけでも、とても気持ちのいいところです。
古代ハワイアンの家が再現されています。
お約束の、中で居合わせた人に家族写真を撮ってもらいました。
伝統ハワイ文化を語る男性ガイド
数軒ある草ぶきの小屋の1つに、古代ハワイアンの格好をした初老の男性がいて、訪問者たちにハワイの文化について説明していました。ちょうどハワイ文化の教育について、居合わせた他の訪問者数名に、わりときつめの口調で語っていました。
ハワイの伝統的な教育は、知識でなく、心で感じさせ、実際に体験を通じて習得(learn)されるものだ、現代社会の教育は知ることで習得した気になるが、身体と心で受け止めたものでないと本当に習得したとはいえないのだ、というような趣旨の話をしていて、数人のアメリカ人らしく旅行者たちが熱心に聞き入っていました。
観光客相手にハワイの伝統文化を広めたいという、地元のハワイ文化を伝承し、保護しようとしている活動家の方でしょうか。
実際に日本でも、芸術であり文学でもあるフラに取り組む人、ウクレレを演奏する人、またヒーリング技法としてロミロミを学ぶ人、問題解決技法としてホ・オポノポノを援用する人など、いろいろいます。
迷信のようなものもありますが、狭いエリアで自然と向き合って生きてきた人たちの知恵や感性は、意外にあなどれません。
ハワイの歴史と伝統文化を知るというのも、ハワイ島に滞在する醍醐味の1つです。
青い海とヘイアウ(遺跡)
草ぶきの家の向こうは、もう青い海です。北側を見ると、おそらくフアラライ山と思われる、山の稜線が見えます。
コナのビーチから見るのと、おなじみの風景です。
禁忌(タブー)を犯したら逃げ込むところ
古代ハワイの社会には、いくつもの社会的な、あるいは宗教的な禁忌事項がありました。これらはカプ(Kapu)と呼ばれて、破った場合には天災などのひどい天罰が下るので、それを避けるために死罪という、かなり厳しい制度でした。
このKapuは、英語のタブー(Taboo)の語源とのことです。
実際、古代ハワイの神は厳しい自然の象徴だったのでしょうか、けっこう怖い感じです。
遺跡の中にも、古代ハワイの神々の像を見ることができます。
そしてこのプウホヌアにはヘイアウ(聖域、聖地というべきパワースポット)があります。
カプには救済措置があり、もしカプを破っても、追っ手を逃れてこのエリアにまで逃げ込むことができれば罪が許されるのでした。
いわば、駆け込み寺というべきでしょうか。
実際は神々の怒りに触れる前に、カプを破った人間を処罰してしまおうと、すごい勢いで追っ手も迫ってくるでしょうし、ヘイアウの周囲も原生林や荒い海で、そこを突破して行くのは容易ではなかったと推測できますが・・・。
あの塀の向こうにたどり着くために、どんなドラマがあったのか。
温暖な常夏の島でも、人間がたくさん集まり、社会を作ると、いろいろいざこざが起きるものだなあ、などとしばし物思いに耽りました。
今はただ美しい海と、きれいにメンテナンスされている古代の遺跡が残るのみです。
足元を見ると、ハワイの伝統文化では守り神とされるホヌ(ウミガメ)がのんびりと入り江の砂の上を泳いでいました。
ちなみに来るときはキャプテン・クックの町から狭い急坂を下って、ケアラケクア湾経由で来ましたが、帰りは公園の駐車場からまた急坂を上がっていけば、すぐに幹線道路(11号線)に出ることができます。
ここからコナに戻る途中には、いくつものコナ・コーヒーの農園やショップがあるので、そこでコーヒーを試飲するのがオススメです。
また行きにケアラケクア湾に下りていった交差点の近くにはマナゴホテルがあるので、ランチタイムや夕方であれば、名物のポークチョップをぜひ試してみてください。
<関連記事>
・コナの中心街から少し離れて・・・マナゴホテル(Manago Hotel)2018年6月12日火曜日
ケアラケクア湾に降りてキャプテン・クックの記念碑を遠目に見る
ハワイには、もともと4世紀や10世紀にタヒチからはるばる航海してきたという、ポリネシア人が住んでいました。
それからずっと後になりますが、1778年にイギリス人の海軍士官であり探検家のジェームズ・クック(James Cook)、いわゆるキャプテン・クックが世界の海を航海し、その途上で1778年にカウアイ島を発見し、西洋にもハワイ諸島の存在が知られるようになります。
そのキャプテン・クックの船が接岸したのが、ケアラケクア湾です。
場所は、コナからクルマで11号線を15分くらい南下したところにあります。
この道は、コナから火山国立公園(キラウエア火山)に行くときに必ず通るところです。
小さいといっても、スーパーやハワイの地銀の支店があったり、飲食店やギャラリーがあったり、意外に楽しい町です。
そこから脇道に入り、けっこう急な坂道を海に向かって降りていきます。
小さな赤い尖塔のある、ちょっと可愛らしいチャペル(教会)が見えてきたら、もうすぐです。
急坂の途中ですが、意外に住宅も点在し、ショップらしき建物もあります。
テレビの旅番組などで紹介されたことのあるオーガニック蜂蜜のBig Island Beesも、このエリアです。
https://bigislandbees.com/
坂を降り切ると、海の前に出ます。
ケアラケクア湾です。
湾のすぐ脇にも家があります。何だかうらやましい。
背後の山を見ていただくと分かりますが、かなりの高低差を降ってきたことが分かります。
ケアラケクア湾の右手は大きな入り江になっています。
防波堤は整備されていますが、その横は荒々しい溶岩が冷えてできたと思われる黒い岩場が広がっています。
この入り江の先端の方を見てみると、、、
かなり急斜面で山から海に繋がっていることが分かります。
小さく白く見えるのが、キャプテン・クックの記念碑(Captain Cook Monument)です。
時折、観光船や小型のボート、カヤックなどが行きます。
少し沖合では、イルカの群れと会うこともあるそうです。
ただし、ここは自然保護区となっていて、動植物(イルカ、サンゴ、その他現地の固有種が想定されているようです)にエサをやったり、触れたり、驚かせたりしないよう、注意書きが出ていました。
ハワイ島は女神ペレのマナで守られたパワースポットですから、草木や岩石の1つ1つに至るまで大切にしないと、ですね。
どちらにしろ、ハワイ島の動植物、特に固有種は非常に繊細で弱いので、意識して保護しないと絶滅の恐れがあります。
詳細は、以下の池澤夏樹さんの名著に詳しいです(ハワイ島好きなら必携です!)。
遊歩道はなく、ここから入り江をぐるりと回っていくことはできません。
何かヘイアウ(ハワイアンの聖地でパワースポットといわれる場所)のような石積みの建造物があります。
海からボートやカヤック、スタンドアップパドルで行くしかないようです(涙)。
私がハワイ島にハマるきっかけの1つにもなった、へなちょこ☆しゅんさんの「行くべしハワイ島 見るべしハワイ島」で、ご本人が足にフィンを付け、シュノーケルの装備で泳いで渡ったそうですが、相当時間が掛かったようです。
ちなみに絶版なんでなかなか手に入りにくいのですが、そうかと思えばたまに古本屋に出ていたり、流通に波があるのですが、ぜひハワイ島好きなら必読の解説書です。
ということで、デジカメをできるだけアップにして撮影しました。
いずれはスタンドアップパドルかカヤック、それも無理ならウォルマートで20ドルくらいのゴムボートでもゲットして、向こう岸まで渡ってみたいものです。
南極大陸の近くまで行ったり、世界の海を文字通り股に掛けたクック船長ですが、現地人とのトラブルで小競り合いとなり、この地で生命を落としました。
西洋列強の太平洋支配の尖兵でもあり、批判すべきところもありますが、偉大な冒険家の魂に敬意を表して合掌したいと思います。
(こちらは、ケアラケクア湾の、記念碑のある側とは反対側の景色です)。
それからずっと後になりますが、1778年にイギリス人の海軍士官であり探検家のジェームズ・クック(James Cook)、いわゆるキャプテン・クックが世界の海を航海し、その途上で1778年にカウアイ島を発見し、西洋にもハワイ諸島の存在が知られるようになります。
そのキャプテン・クックの船が接岸したのが、ケアラケクア湾です。
場所は、コナからクルマで11号線を15分くらい南下したところにあります。
この道は、コナから火山国立公園(キラウエア火山)に行くときに必ず通るところです。
11号から側道に入り、急坂を降り
その名もキャプテン・クックという小さな町があります。小さいといっても、スーパーやハワイの地銀の支店があったり、飲食店やギャラリーがあったり、意外に楽しい町です。
そこから脇道に入り、けっこう急な坂道を海に向かって降りていきます。
小さな赤い尖塔のある、ちょっと可愛らしいチャペル(教会)が見えてきたら、もうすぐです。
急坂の途中ですが、意外に住宅も点在し、ショップらしき建物もあります。
テレビの旅番組などで紹介されたことのあるオーガニック蜂蜜のBig Island Beesも、このエリアです。
https://bigislandbees.com/
坂を降り切ると、海の前に出ます。
ケアラケクア湾です。
湾のすぐ脇にも家があります。何だかうらやましい。
背後の山を見ていただくと分かりますが、かなりの高低差を降ってきたことが分かります。
船やカヤックで湾を渡る人も
湾の正面には防波堤もあり、周辺は広いので、その脇に路駐して海を見に行きます。ケアラケクア湾の右手は大きな入り江になっています。
防波堤は整備されていますが、その横は荒々しい溶岩が冷えてできたと思われる黒い岩場が広がっています。
この入り江の先端の方を見てみると、、、
かなり急斜面で山から海に繋がっていることが分かります。
小さく白く見えるのが、キャプテン・クックの記念碑(Captain Cook Monument)です。
時折、観光船や小型のボート、カヤックなどが行きます。
少し沖合では、イルカの群れと会うこともあるそうです。
ただし、ここは自然保護区となっていて、動植物(イルカ、サンゴ、その他現地の固有種が想定されているようです)にエサをやったり、触れたり、驚かせたりしないよう、注意書きが出ていました。
ハワイ島は女神ペレのマナで守られたパワースポットですから、草木や岩石の1つ1つに至るまで大切にしないと、ですね。
どちらにしろ、ハワイ島の動植物、特に固有種は非常に繊細で弱いので、意識して保護しないと絶滅の恐れがあります。
詳細は、以下の池澤夏樹さんの名著に詳しいです(ハワイ島好きなら必携です!)。
キャプテン・クックの記念碑へは陸路から行けない
入り江の先端から少し右側を見ると、遠くに白いキャプテン・クックのモニュメントが見えます。遊歩道はなく、ここから入り江をぐるりと回っていくことはできません。
何かヘイアウ(ハワイアンの聖地でパワースポットといわれる場所)のような石積みの建造物があります。
海からボートやカヤック、スタンドアップパドルで行くしかないようです(涙)。
私がハワイ島にハマるきっかけの1つにもなった、へなちょこ☆しゅんさんの「行くべしハワイ島 見るべしハワイ島」で、ご本人が足にフィンを付け、シュノーケルの装備で泳いで渡ったそうですが、相当時間が掛かったようです。
ちなみに絶版なんでなかなか手に入りにくいのですが、そうかと思えばたまに古本屋に出ていたり、流通に波があるのですが、ぜひハワイ島好きなら必読の解説書です。
ということで、デジカメをできるだけアップにして撮影しました。
いずれはスタンドアップパドルかカヤック、それも無理ならウォルマートで20ドルくらいのゴムボートでもゲットして、向こう岸まで渡ってみたいものです。
南極大陸の近くまで行ったり、世界の海を文字通り股に掛けたクック船長ですが、現地人とのトラブルで小競り合いとなり、この地で生命を落としました。
西洋列強の太平洋支配の尖兵でもあり、批判すべきところもありますが、偉大な冒険家の魂に敬意を表して合掌したいと思います。
(こちらは、ケアラケクア湾の、記念碑のある側とは反対側の景色です)。
高級住宅地風だが近くに遺跡まである意外にディープなアストン・ワイコロア・コロニー・ヴィラはかなりオススメ
最初にワイコロア地区に行った時は、有名なリゾートホテル「ヒルトン・ワイコロア・ヴィレッジ」に泊まりました。
<過去記事>
・遊園地のようなヒルトン・ワイコロア・ホテル
B級がたまらないハワイ島なのに、わりと値段も高く、また遊園地のような施設内も大きすぎて移動も手間なので、翌年は別のところにしようと思いました。
結局、その隣りのエリアのアストン・ワイコロア・コロニー・ヴィラ(Aston Waikoloa Colony Villas)という、わりとリーズナブルながら高級住宅地っぽうコンドミニアムを選びました。
コナ空港から19号を南下し、ワイコロア地区でわりと大きな入り口から左折します。
前年車を駐車したヒルトン・ワイコロアの駐車場を横目で見ながら、ワイコロア地区を奥まで行きます。
また海から遠ざかるように少し内陸方面に戻り、ゴルフ場を見ながら奥に入ると、アスロン・ワイコロア・コロニー・ヴィラの事務所に到着します。
風景だけ見ると、南国の高級住宅地のようです。
家の中に室内駐車場もありますが、特にシーズンオフで予約も密集していなかったので、交通の邪魔にならない程度に、うちで借りた家の前にレンタカーを停めました。
家の中は吹き抜けで広々としたリビングが気持ちいいです。
脇には電熱器や電子レンジ付きのキッチンがあります。
アメリカの200V(日本の2倍)の強力な電熱器のため、火力は十分です。
お湯はすぐに沸騰するし、炒め物なんかもきっちり火が通ります。
コンドミニアムなので、もちろん調理器具や食器も備え付けてあります。
食事は籐でできた南国趣味のダイニングテーブルで食べます。
テレビだけでなくDVDプレーヤーもありました(国コードが米国なので、残念ながら日本から持ち込んだDVDディスクは再生できません)。
さっそく息子が午前中に買い出しに行ったコナのウォルマートでゲットした「スポンジ・ボブ」を観て笑い転げていました。
英語が分からないはずなのに不思議です。
でもあのボブとパトリックの妙なアクションだけで十分笑えるか・・・。
さて2階のベッドルームに行ってみます。
次の写真は、階段の途中からリビングを見たところです。
天井も高く広々としています。
(何だか不動産の宣伝みたいになってきました)。
2階に行くと、すでにうちのネコ体質親子が、大きなダブルベッドを占拠していました。
このブログ用に写真を撮りたいから降りてくれ、と頼んだのですが、時差ボケで眠いらしく、返事すらしません。
仕方なく、そのまま写真を撮りました(お見苦しくて済みません)。
ベッドルームからはそのままラナイに出ることもできます。
南国ハワイですが、海も近く風通しがいいので、ベンチに座って夕涼みしながらソフトドリンクやビールを飲むのも気持ちよかったです。
ビールは、午前中にコナのウォルマートで1束6ドルくらいでゲットしてきたバドワイザーでした。
2ベッドルームなので、もう1つ同じような部屋が反対側にあります。
敷地内にはプールが2箇所にあります。
1つは水深の浅い子供用なので、小さい子供のいる家族でも安心です。
海まではクルマでないと行けないくらい距離があるので、初日は北部の町ハヴィ(Hawi)やポロル渓谷に行ったり、坂を1時間くらい登って高原の町ワイメアに行ったりしましたが、それ以外は朝、昼、夕方とプールに入っていました。
普通の深さだけでなく、子供用の小さめのプールもあり、ゆったり楽しめます。
脇にはバーベキューのスペースがあり、誰でも利用できます。
近隣のスーパーで日本より安い、でもちょっと筋っぽい巨大なステーキ肉を買ってきて、ジュージュー焼いたりしていました。
一度、プールサイドでパーティをしていた浅黒くて大柄なハワイアンの若者とそこで出会いました。
彼がいうには「あなた、日本から来たの? オレはこう見えても日本人の子孫なんだ」というのです。
「really?」(本当?)と相槌を打った後、本当にそうかテストしてみようと思い付き、「ご先祖は日本のどの県から来たか聞いたことある?」と聞くと「ナガサキだ」と答えるではありませんか。
確かに日系移民の歴史などの本を読むと、沖縄とか九州、また山口、広島あたりからの移民が多かったとあります。
少しそんな話をして、握手をして「Nice to meet you」(お会いできてよかった)といって別れました。
そんな日本ととても関係の深いところを、そしてかなり外見はハワイアンでも、日本人の意識や誇りを持って生きている現地の日系人との交流などを体験すると、ますますハワイが好きになります。
といっても室内クルマでワイコロア地区の入り口近くにあるクイーンズショップまたはキングショップのショッピングモールまで行けば、スーパーマーケットがあり、様々な弁当、寿司、肉や魚、野菜、果物、パン、お菓子、飲み物、日用品など何でも揃います。
もちろんフードコートやレストランもあるので、そこで食べてもOKです。
さらに中には入れるので、ヒルトン・ワイコロアの中のレストランを予約して、そこで豪華ディナーという方法もあります。
もう1つ、いろいろ美味しい食物のあるスーパーマーケットを見つけたのでご紹介します。
いったんワイコロア地区から19号線(コナ空港から来るときに通った幹線道路)に出ます。
そして少し北上して、2kmくらい行くと、左折する道があります。
ワイコロアの隣りのマウナ・ラニ(Mauna Lani)リゾートに入っていくところです。
ここから1km弱くらい行くと、ラウンド・アバウト(英米にある円く回って合流する十字路)があります。
その少し先に少し明るい大きな建物がマウナ・ラニのスーパーマーケットです(下の地図の左上の青いマークのところ)。
地図に右下が幹線道路の19号線、そこからS字で入ってきて、ラウンド・アバウトの上になります。
ちなみにこの時は、翌日の朝食にとドーナツをたくさん買いました。
ふかふかでいいドーナツでしたが、そこはアメリカ製らしく、口が曲がるほど砂糖が効いていてとても甘いので、食べ過ぎには注意してください。
無糖のコーヒーか紅茶は必須です。
備え付けのコーヒーメーカーで、ブラックコーヒーを淹れました。
雨の少ないハワイ島の西側は、抜けるような青空で、とても爽やかです。
コンドミニアムの敷地内から向こうに見えるワイコロアの通りまで、ジョギングやウォーキングの人を見かけます。
ウォーキングしながら南側を見ると、長いマウナ・ロアが見えます。
あれで標高が4,169mあるのが凄いです。
世界最大の楯状火山だとのこと。
さらに西側を見ると、すぐ目の前にハワイ島のもう1つの高い山、おそらく富士山のように昔から霊峰として崇められてきたマウナ・ケアが見えます。
朝は空気も澄み渡っているので、山頂の天文台が見えます。
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こちらも平坦に見えますが、マウナ・ロアよりさらに高い4,205mの標高があります。
冬は雪が降るので、海でマリンスポーツして、次にマウナ・ケアの山頂でスキーやスノボなんてできるのが、世界中の様々な気候帯があるハワイ島のダイナミクスです。
かなり石がゴロゴロしていて、歩きやすいという訳ではありませんが、ハワイ島の中心部であったカイルア・コナと北部のコハラ地区をつないでいたのでしょうか。
私以外にも1人、この道をずんずんと歩いている人がいました。
すごい早歩きで、あっという間に抜かされ、ずっと先を歩いていて、ついには見えなくなってしまいました。
タイムスリップして、古代ハワイアンの魂を見ているのか、と何だか不思議な気分になりました。
まあ現実的には、慣れた感じから察するに地元の人でしょうか。
古代人が闇雲に道を通したとも思えないので、もしかしたらマナの流れる、いわゆる風水でいう龍脈の上に道を通したのかもしれません。
実際、この少し先のマウナ・ラニ地区には、ハワイ島でも屈指のパワースポットといわれるフィッシュ・ポンド(海に接した養魚池)がありますし。
前述したスーパーマーケットから、さらに海の方にずっと行ったところです。
少し先に行くと、広場のような場所があり、合間に小径があり、その岩にはペトログリフ(古代ハワイ人の象形文字)が刻まれていました。
何だかモダンな高級住宅地のすぐ脇に、このような古代ハワイアンの息吹の感じられる場所があって、不思議な場所です。
滞在中は、ずっと朝の散歩を楽しんでいました。
**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。
ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ
<過去記事>
・遊園地のようなヒルトン・ワイコロア・ホテル
B級がたまらないハワイ島なのに、わりと値段も高く、また遊園地のような施設内も大きすぎて移動も手間なので、翌年は別のところにしようと思いました。
結局、その隣りのエリアのアストン・ワイコロア・コロニー・ヴィラ(Aston Waikoloa Colony Villas)という、わりとリーズナブルながら高級住宅地っぽうコンドミニアムを選びました。
コナ空港から19号を南下し、ワイコロア地区でわりと大きな入り口から左折します。
前年車を駐車したヒルトン・ワイコロアの駐車場を横目で見ながら、ワイコロア地区を奥まで行きます。
また海から遠ざかるように少し内陸方面に戻り、ゴルフ場を見ながら奥に入ると、アスロン・ワイコロア・コロニー・ヴィラの事務所に到着します。
南国リゾートの高級住宅地
チェックインの手続きをして鍵をもらい、地図を見ながら指定されたハウスに向かいます。風景だけ見ると、南国の高級住宅地のようです。
家の中に室内駐車場もありますが、特にシーズンオフで予約も密集していなかったので、交通の邪魔にならない程度に、うちで借りた家の前にレンタカーを停めました。
家の中は吹き抜けで広々としたリビングが気持ちいいです。
脇には電熱器や電子レンジ付きのキッチンがあります。
アメリカの200V(日本の2倍)の強力な電熱器のため、火力は十分です。
お湯はすぐに沸騰するし、炒め物なんかもきっちり火が通ります。
コンドミニアムなので、もちろん調理器具や食器も備え付けてあります。
食事は籐でできた南国趣味のダイニングテーブルで食べます。
2ベッドルームでラナイもある
広くて綺麗なリビングに子供は大喜び。テレビだけでなくDVDプレーヤーもありました(国コードが米国なので、残念ながら日本から持ち込んだDVDディスクは再生できません)。
さっそく息子が午前中に買い出しに行ったコナのウォルマートでゲットした「スポンジ・ボブ」を観て笑い転げていました。
英語が分からないはずなのに不思議です。
でもあのボブとパトリックの妙なアクションだけで十分笑えるか・・・。
さて2階のベッドルームに行ってみます。
次の写真は、階段の途中からリビングを見たところです。
天井も高く広々としています。
(何だか不動産の宣伝みたいになってきました)。
2階に行くと、すでにうちのネコ体質親子が、大きなダブルベッドを占拠していました。
このブログ用に写真を撮りたいから降りてくれ、と頼んだのですが、時差ボケで眠いらしく、返事すらしません。
仕方なく、そのまま写真を撮りました(お見苦しくて済みません)。
ベッドルームからはそのままラナイに出ることもできます。
南国ハワイですが、海も近く風通しがいいので、ベンチに座って夕涼みしながらソフトドリンクやビールを飲むのも気持ちよかったです。
ビールは、午前中にコナのウォルマートで1束6ドルくらいでゲットしてきたバドワイザーでした。
2ベッドルームなので、もう1つ同じような部屋が反対側にあります。
プールでのんびり
敷地内にはプールが2箇所にあります。
1つは水深の浅い子供用なので、小さい子供のいる家族でも安心です。
海まではクルマでないと行けないくらい距離があるので、初日は北部の町ハヴィ(Hawi)やポロル渓谷に行ったり、坂を1時間くらい登って高原の町ワイメアに行ったりしましたが、それ以外は朝、昼、夕方とプールに入っていました。
普通の深さだけでなく、子供用の小さめのプールもあり、ゆったり楽しめます。
脇にはバーベキューのスペースがあり、誰でも利用できます。
近隣のスーパーで日本より安い、でもちょっと筋っぽい巨大なステーキ肉を買ってきて、ジュージュー焼いたりしていました。
一度、プールサイドでパーティをしていた浅黒くて大柄なハワイアンの若者とそこで出会いました。
彼がいうには「あなた、日本から来たの? オレはこう見えても日本人の子孫なんだ」というのです。
「really?」(本当?)と相槌を打った後、本当にそうかテストしてみようと思い付き、「ご先祖は日本のどの県から来たか聞いたことある?」と聞くと「ナガサキだ」と答えるではありませんか。
確かに日系移民の歴史などの本を読むと、沖縄とか九州、また山口、広島あたりからの移民が多かったとあります。
少しそんな話をして、握手をして「Nice to meet you」(お会いできてよかった)といって別れました。
そんな日本ととても関係の深いところを、そしてかなり外見はハワイアンでも、日本人の意識や誇りを持って生きている現地の日系人との交流などを体験すると、ますますハワイが好きになります。
夕飯はクルマで買い出しに
さて夕飯の時間が近づいてきました。といっても室内クルマでワイコロア地区の入り口近くにあるクイーンズショップまたはキングショップのショッピングモールまで行けば、スーパーマーケットがあり、様々な弁当、寿司、肉や魚、野菜、果物、パン、お菓子、飲み物、日用品など何でも揃います。
もちろんフードコートやレストランもあるので、そこで食べてもOKです。
さらに中には入れるので、ヒルトン・ワイコロアの中のレストランを予約して、そこで豪華ディナーという方法もあります。
もう1つ、いろいろ美味しい食物のあるスーパーマーケットを見つけたのでご紹介します。
いったんワイコロア地区から19号線(コナ空港から来るときに通った幹線道路)に出ます。
そして少し北上して、2kmくらい行くと、左折する道があります。
ワイコロアの隣りのマウナ・ラニ(Mauna Lani)リゾートに入っていくところです。
ここから1km弱くらい行くと、ラウンド・アバウト(英米にある円く回って合流する十字路)があります。
その少し先に少し明るい大きな建物がマウナ・ラニのスーパーマーケットです(下の地図の左上の青いマークのところ)。
地図に右下が幹線道路の19号線、そこからS字で入ってきて、ラウンド・アバウトの上になります。
ちなみにこの時は、翌日の朝食にとドーナツをたくさん買いました。
無糖のコーヒーか紅茶は必須です。
備え付けのコーヒーメーカーで、ブラックコーヒーを淹れました。
早朝はマウナ・ケアが見える
朝早く起きて、近隣を散歩してみました。雨の少ないハワイ島の西側は、抜けるような青空で、とても爽やかです。
コンドミニアムの敷地内から向こうに見えるワイコロアの通りまで、ジョギングやウォーキングの人を見かけます。
ウォーキングしながら南側を見ると、長いマウナ・ロアが見えます。
あれで標高が4,169mあるのが凄いです。
世界最大の楯状火山だとのこと。
さらに西側を見ると、すぐ目の前にハワイ島のもう1つの高い山、おそらく富士山のように昔から霊峰として崇められてきたマウナ・ケアが見えます。
朝は空気も澄み渡っているので、山頂の天文台が見えます。
]
こちらも平坦に見えますが、マウナ・ロアよりさらに高い4,205mの標高があります。
冬は雪が降るので、海でマリンスポーツして、次にマウナ・ケアの山頂でスキーやスノボなんてできるのが、世界中の様々な気候帯があるハワイ島のダイナミクスです。
朝の散歩がてらペトログリフを観に行く
実は、アストン・ワイコロア・コロニー・ヴィラのすぐ脇には、昔のハワイ人たちが石を敷き詰めて作った街道があります。かなり石がゴロゴロしていて、歩きやすいという訳ではありませんが、ハワイ島の中心部であったカイルア・コナと北部のコハラ地区をつないでいたのでしょうか。
私以外にも1人、この道をずんずんと歩いている人がいました。
すごい早歩きで、あっという間に抜かされ、ずっと先を歩いていて、ついには見えなくなってしまいました。
タイムスリップして、古代ハワイアンの魂を見ているのか、と何だか不思議な気分になりました。
まあ現実的には、慣れた感じから察するに地元の人でしょうか。
古代人が闇雲に道を通したとも思えないので、もしかしたらマナの流れる、いわゆる風水でいう龍脈の上に道を通したのかもしれません。
実際、この少し先のマウナ・ラニ地区には、ハワイ島でも屈指のパワースポットといわれるフィッシュ・ポンド(海に接した養魚池)がありますし。
前述したスーパーマーケットから、さらに海の方にずっと行ったところです。
少し先に行くと、広場のような場所があり、合間に小径があり、その岩にはペトログリフ(古代ハワイ人の象形文字)が刻まれていました。
何だかモダンな高級住宅地のすぐ脇に、このような古代ハワイアンの息吹の感じられる場所があって、不思議な場所です。
滞在中は、ずっと朝の散歩を楽しんでいました。
**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。
ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ
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