2014年5月10日土曜日

ハマクア・コースト(Hamakua Coast)大移動の途中、ホノカア(Honokaa)でマラサダを食って一休み

コナもヒロも大好きなので、最初は1日でハワイ島一周、2回めはヒロ→ボルケーノ→ロイヤルコナ、その後はワイコロアに2日→ヒロに2日→コナに2日で6泊8日の強行軍(このときはさすがに移動が大変で、妻子から大不評でした)、ここ数回はヒロに3泊、コナに3泊、旅行代理店に頼んでヒロ着のコナ発、レンタカーはコナで乗り捨て、またはその逆の行程、という組み合わせで滞在しています。

とにかく、ヒロからコナへは近い方の北回りで行っても200kmくらいあり、かなりの大移動です。

そのため途中のワイメア(Waimea)で一休みすることが多いのですが、もう1つの休憩ポイントがワイメアからヒロに20kmくらい行ったところにある、ホノカア(Honokaa)です。数年前に映画「ホノカア・ボーイ」の舞台にもなった、小さくて静かな町です。


ここには街道から30mくらい下がったところに「テックス・ドライブイン(Tex drive-in)」という、ドライブインというか、カフェがあります。

この長距離移動にはワイメア(Waimea)からヒロに至るまでの120kmくらいの間、道路に面したところにはほとんど店はありません(何だか昭和の日本の田舎町のよろず屋みたいな店があったかもしれませんが)。

ということで、一休みやトイレ休みするには、ここは非常に貴重な場所です。


テックス・ドライブインはコーヒーやコーラなどのソフトドリンク、プレートランチがありますが、何といってもハワイの揚げドーナツ「マラサダ」で有名です。ガラス張りの作業場が見えるのですが、こねた小麦粉から千切って10cm四方くらいの四角い塊を作って、大きな業務用の揚げ物シンクで豪快にドーナツを揚げます。

油から上げたマラサダですが、今度はトレイいっぱいのグラニュー糖にこれでもかというほどまぶします。糖尿予備軍の私には涙が出るほどの砂糖まみれの揚げドーナツの出来上がりです。1個1ドルちょいですから、コスパは最高にいいです。

プレーン以外にマンゴソースのマラサダとかフレーバーがありますが、息子、喜んでもりもり食っています。ここで食い過ぎると、コナ(またはヒロ)で夕飯が食えなくなります。

横にあるのはテックスのコーヒーですが、なかなか濃くて量も多くて甘いドーナツとよく合います。


幹線道路から少し下ったところに並行してホノカアの町のメインストリートがあります。ここもレストラン、骨董品のような店、アイスクリーム店、ガソリンスタンド、また映画の舞台にもなった古い木造の映画館(ホノカア・シアター)など、小さいながら、なかなか楽しくて可愛いところです。

それなりに海抜が高いので、海は見るだけですが、いつも青い空に白い雲があって遠くにハワイ島北岸の、気持ちのよい町です。

もっとも、最近血糖値が上がり気味で、ここでマラサダを食ってしまうと、その後ヒロで美味いものが食えなくなってしまうので、最近はトイレを借りるだけか、ヘタすると素通りするようになりました。とほほ。


ドライブインの駐車場から見下ろすと、ホノカアの集落が見えます。ハワイ島らしい急斜面に間取りのゆったりした家々が並びます。ハマクア・コーストの景色です。

ちなみにここから少し下って、メインストリートを西に8〜10kmくらい行くと、有名なワイピオ渓谷(Waipio Valley)です。

意外と距離があるのですが、ホノカアの街がお膝元になります。


**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ

2014年5月7日水曜日

マウナ・ケア山頂に行けなくてもヒロで宇宙とハワイ島の歴史・文化を味わえるイミロア天文センター

ヒロ大神宮からハワイ大学側に戻り、もうひとつ山側の通りに行くと、ハワイ大学の敷地内に、イミロア天文センターという科学博物館があります。


何だかスペーシーな建物が見えてきます。

入館料は当時で大人17ドルでした。やや割高に感じますが、多少でも天文学やハワイの歴史・文化に興味があるなら、ぜひヒロに行くなら見ておきたいスポットです。

ハワイ島はマウナケアの山頂に複数の天体観測所があるため、ハワイ大学の天文学部は盛んなようです。日本人にとっては、すばる望遠鏡を管理する国立天文台の方が馴染みが深いでしょうが。


この科学博物館の売りは、大きなプラネタリウムで宇宙体験ができること、また古代ハワイ人の科学技術が紹介されていることです。


たとえば、古代のポリネシア人は星の位置を頼りに広い太平洋をカヌーで航海し、ポリネシア、ハワイ、東南アジア、果てはニュージーランドまでカバーしていたようですが、そんな説明がなされています。

実際に当時の造船技術をベースにホクレア号という木造船を作り、星の配置を使った古代航法で1976年のハワイからポリネシアまでの航海を成功させたのを皮切りに、最近まで何度も太平洋中を行ったり来たりしていたそうです。



ちなみに受付でジャパニーズレシーバーを頼めば、日本語の音声解説機を借りることができます。私は多少英語に自信があるから、と見栄を張って借りませんでしたが、歴史や自然科学など特殊な単語がよく出てくるので、何だかあまり意味が分からず悲しかったです。


妻子はレシーバーでいろいろ説明を聴いて、よく分かった、面白かったと言っていました。

また、ここの隠れたお勧めは館内のレストランです。ランチバイキングで2011年当時で11ドルくらいだったと記憶していますが、味や種類が豊富で、洋食だけでなく、タイや中華、ハワイアンやエスニックもあり、本当に美味しかったです。

科学に興味がなくても、食事だけでもいいかと思います。申し訳ないのですが、食うのに夢中で写真を撮っていませんでした。


**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ


2014年5月4日日曜日

広大な溶岩台地を行く ~チェーン・オブ・クレーターロード

キラウエア火山に行くと、まずはビジターセンターでトイレを済ませたり、付近の地理を確認したりすると思います。

そしてそのまま車で直進してジャガー博物館から、白い噴煙を吹くハレマウマウ火口を見ることでしょう。

<ハレマウマウを見たときの写真はこちら

もうひとつ、火山国立公園に入って程なく、ビジターセンターの方に行かずに道を左に曲がると、チェーン・オブ・クレーターロードという、海に続く長い道があります。時間があれば、ここから海側まで行ってみることをお勧めします。

ここから海までは30kmくらいあり、普通に走っても40〜50分くらい掛かります。妻子からは、こんな黒い地面を延々見て何が楽しいんだ?と嫌がられましたが、ハワイ島の広大な大地を作った地球のエネルギーを感じることができます。

途中でハワイの鳥でもあるネネ(ワイルドギース)に会うこともあります。車で轢いてしまうと確か凄い罰金を取られるので、前だけでなく植え込みにも注意して運転してください。何より可哀想ですし。

やがて、ようやく大地が下り始め、向こうにハワイ島の南海岸が見えてきます。展望台で見たら、ちょうど虹が出ていました。


もう少し行くと道路が溶岩流で塞がれていて、車が通行できなくなっています。昔はカラパナというヒロの郊外のエリアまで海岸沿いの道が通じていたそうですが、今は通れなくなっています。

車を行き止まりのところに停めて少し歩いてみました。それなりに出入りは回転があるのですが、けっこう駐車スペースが限られているので、場所探しに少し苦労しました。


溶岩の上は、もともと溶岩の成分である石英が固まって細かなガラスの破片のようになっています。素足でサンダルとかだと何かの弾みで足を切ってしまうことがあるので、靴を履いた方が良さそうです。


先ほど車を停めたエリアは海から近いので、ハワイ島南岸の荒い外海でえぐられた崖の上から海を見下ろしてみました。波が荒々しく、岩がえぐれています。


ここから2時間くらい歩くと溶岩流が海に落ちて白煙を上げているのが見えるそうですが、Tシャツ、半ズボン、突っ掛けという軽装備では無理です。何か見えるかと思い、溶岩台地の海岸線の向こうを見てみましたが、さすが広大なハワイ島、見渡せる範囲で白煙のひとつも見えませんでした。



先日BSテレビでやっていましたが、ヒロから船に乗って見に行くか、カラパナから数時間掛けて歩いていくツアーを利用するのが良さそうです。

ちなみに道路から山側を見ると、こんな感じです。さすがビッグアイランドというべき、果てしない大地が見えます。


**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

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2014年4月20日日曜日

マクウ・マーケットで見つけたタイ料理屋がヒロに出店

先日マクウ・マーケットで食べたソムタム(パパイヤ・サラダ)が美味しかったことと、そのお店がヒロのファーマーズ・マーケットのエリアに近い横丁にあると書きましたが、その名前を失念しておりました。

ファーマーズ・マーケットから、確か1つ中心地に(ワイメアに行く方)に戻った道を横に入ります。

横から見ていると、赤い色の以下のような看板が眼に入るはずです。ソムサマイズ(Somsamai's)という名前で、看板というかフラグにはしっかり「マクウ・マーケットから」と書かれています。

おそらく、資本がない人でも(このおばさんも見るからにタイかどこかの移民という感じです)、まずは参加費の安いファーマーズ・マーケットで店を出してお客さんの反応を見ながらコツコツと資金を貯め、ようやくヒロのダウンタウンの中心地にお店を構えるところまで来たのではないでしょうか。

ちなみにこのときも8時台でうちら家族はヒロのファーマーズ・マーケットでレモネードを飲んだりスパムむすびを食ったりしていました。他の店はまだ営業していないのに、この店だけは8時半くらいから開いていました。

初老の長い髪を束ねておばちゃんのソムタム(パパイヤ・サラダ)やヤムウンセン(春雨サラダ)は本当に美味しいので、いつまでも元気にがんばってほしいです。

ちなみにこのときも、当時小学校1年の息子がヤムウンセンをばくばく食ってしまい、おばちゃんに「まだ小さいのに、スパイシーフードがよく食べられるのね!」と驚かれていましたが、彼曰く、「この春雨、すごい味いい」ということで英語で伝えたら、すごい喜んでくれました。

確かに東京あたりで食う、少しお高いタイ料理と較べても、こっちの方が美味しいように思います。


**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

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ハワイに来ても神道の心を 〜ヒロ大神宮(Hilo Daijingu)を参拝してお守りをゲットしよう

地味ですが、ヒロに行くと必ず立ち寄るところ、それはハワイ大学ヒロ校の少し奥の住宅地にあるヒロ大神宮です。

オアフにも出雲大社の分社とかありますが、ここは何でも海外にある神社では、もっとも古い神社だそうです。

ワイアケア池の脇の道を山側にしばらく真っ直ぐ進み、高校、大学と抜けると住宅地が見えてきます。

「天使通り」にある神社

最初の交差点を左折し、3本目のアネラ・ストリートという通りに入ります。

アネラ(Anella)は、ハワイ語で「天使」という意味です。

天使に神社というのも、人種や文化が混合していて、それを誰もが大らかに、当たり前のものとして受け入れているハワイらしくて、何ともハッピーな気分になります。


そこから少し入ると、すぐに鳥居が見えてきます(地図の赤丸)。

何だか高台の住宅地に急に神社があって、ちょっと異様な光景です。

でも、日本風の灯篭や植え込みがあり、ちょっとホッとした感じがします。

脇の社務所は、普通にアメリカ風です。

名物宮司に会いに必ず会いに行った

以前はここに渡邉さんという名物宮司がいて、神社を訪ねると奥からいそいそと出てきて、いつも愉快でそれでいて含蓄に富んだ話を色々してくださいました。

何でも、海外の神社に赴任するに当たり、アメリカ国籍を取得してしまったとのこと。

静かで温厚な方ですが、うちに秘めた情熱や想いが伝わってきます。

行くたびに、宮城出身の愚妻には、いやあ宮城美人といえば、奥様か鈴木京香かですよ、などとお世辞を言ってくださるので、愚妻は大喜びでもありました。

うちの息子が勉強ができなくて、なんて悩みを相談させていただきましたが、「そればかりは神様の領域でなく、ご本人の努力で・・・」でしたが、「No.1や2にならなくていいんです。あまり前にいると後ろから撃たれる。実は5番目とか6番目くらいでひっそりしていると、しっかり長生きできる」と息子に助言いただきました。

それ以来、うちでは「中位戦略」と名付け、何かあると思い出しています。

親に言われなくても、息子は日々実践しているようですが・・・。


うちのハワイ島ライブラリの何冊かの本や雑誌にも、ヒロ大神宮とその宮司さんということでインタビュー記事があり、お顔を見ることができます。

なかなか文面だけでは、ご本人のお人柄や面白い話は伝わらないのが、とても残念です。

ご本人は散々いろいろ話しても、本当に話したいことは全然掲載されず、当たり障りのないことしか掲載されない、と不満げでした。

見た目は普通のやや肉付きのいい青年ですが、すっかりファンになってしまい、とにかくヒロに到着した日、無理ならその翌日には必ず参拝していました。まあ参拝三割、宮司さんに会うのが七割くらいでしたが。

彼は神社に来た人は笑顔になって帰ってもらいたい、それが神様の一番の喜びなんだという考えで、おそらく参拝する人すべてにそうやって楽しく、愉快に、朗らかに接してくださっていたに違いありません。


残念ながら上のお子さんが就学する年齢になって日本で教育を受けさせるべきということと、ご両親のケアなどがあり、昨年の春に一家で帰国されてしまいました。

今は故郷の新潟県、燕市にある戸隠神社にいらっしゃるそうです。ご家族ともども、お元気で過ごしていらっしゃればいいのですが。

<2018年5月追記>
燕市でご健在であり、燕市の戸隠神社に奉職されていること、また奥様ともども地域のために尽力されている様子がレポートされていました。お元気そうで何よりです。

http://tsubamesanjo-jc.or.jp/2016/passion/watanabe1704/


いまは堀田さんという、もう少しお若い宮司に代わりました。年末にお会いしましたが、実直そうな好青年でした。あまり話したわけでないので、どういうお人柄かは分からず終いでしたが。

トロピカルなOMAMORI(お守り)は必携

いずれにせよ、相変わらずヒロの日本人や日系人の心の拠り所として、これからも変わらずに維持していただければと思います。

この神社の祭神は、伊勢神宮や神明社系と同じ天照大神です。

ハワイらしい、明るい色使いだったり、オヒアレフアの刺繍のあるOMAMORI(お守り)は、ヒロに来たら必ずゲットすることをお勧めします。

うちには伊勢神宮のお守りもありますが、何だかヒロ大神宮のOMAMORIからは南国らしい温暖で明るいエネルギーを感じます。


帰りはショッピングモールでランチや買い物

ちなみにここから元のプアイナコ通り(Puainako st.)に戻り、そのまま東側に行くとプリンスクヒオプラザやウォルマートのあるショッピングエリアに抜けるので、参拝後に買い物したり飯を食うことが多いです。

特にプリンスクヒオプラザの駐車場の少し奥にある、クヒオグリルという食堂がお気に入りです。

肉や魚のプレート(1皿に肉と野菜、ご飯やマカロニサラダを盛った定食)もありますが、


**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

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2014年4月8日火曜日

日曜朝は朝飯&ショッピングにヒロの郊外へ ~マクウ・マーケット

ハワイ島で最大のファーマーズ・マーケット(朝市)はヒロ(Hilo)だと思っていましたが、とあるハワイ情報誌によると、最近はヒロ郊外のマクウ(Maku'u)・マーケットだと聴き、数年前から土日にヒロにいるときは、土曜はヒロのファーマーズ・マーケット、日曜はマクウ・マーケットを散策して朝飯を食ったり、遊んだりしています。

マクウはヒロからボルケーノ方面に11号を南下し、しばらく行くとマカデミアナッツ工場の看板とマカデミア・ドライブという通りを左手に見てさらに1kmくらい行くと、Y字路があります。



ここを道なりに右に行くと火山国立公園の方に行きますが、左の細道に入っていきます。ここはケアアウ(Kea'au)といって、ハワイアンスプリングスという、地元ではわりと有名なミネラルウォーターの取水地でもあります。まさに雨の街ヒロでマウナ・ケアの斜面に当たった雲が雨になり、その水が溶岩台地で漉されて出来た自然のおいしい水が地面に湧き出る場所というわけです。

このY字路の股のところにも、ケアアウ・ビレッジ・マーケットという小さな市場があって、スーパーマーケットやコーヒーショップ、屋台の出店などあります。ここにあるBueno Burritoというメキシコ料理の屋台がオススメなのですが、まだ店をやっているかどうかちょっと気掛かりです。



さてここで左に曲がるとパホア(Pahoa)というハワイ島東部の小さな町に行きます。また昔「ハワイに家を買いませんか」といって郊外の原野を切り開いたような住宅地を日本人相手に売っていたハワイアン・パラダイス(Hawaiian Paradise)というエリアもここから海の方に下っていったところです。

ケアアウから左折して10分くらい行くと、左右に郊外の住宅が見えてきます。この左側を注意して見ていると(けっこう交通量はあるので、前後の車には注意してください)、不意に左側にテントがたくさん張られた広場があります。ここが目的地のマクウ・マーケットです。


入口がやや分かりにくいのですが、何台かの車が出たり入ったりしているので、その動きでテントの広場の脇から出入口がわかると思います。テントの奥の方に駐車スペースが広がっています。別に線が引かれているわけでないので、適当に空いているところに車を突っ込みます。


これまで2回行きましたが、なぜか2回とも雨で(ヒロは朝方雨が降ることがよくありますが)、テントの間を縫うようにして移動したことを覚えています。

手前はカレー、タイ料理、ピザ、たまにフリフリチキンも出ていたりしてどれにしようか迷います。

息子がピザを食いたいというので、ピザを出していた東洋系の老婦人に英語で話し掛けようとしたら、逆に日本語で話し掛けられました。

何でもアメリカ人と結婚して西海岸やマウイ島を経て、ヒロに落ち着いたそうです。

もともと大分県のご出身だそうですが、ヒロの温暖な気候と日本文化が残って落ち着くところが気に入って、息子さんと何年か前からここに住んでいるそうです。僕もヒロが大好きで、といったら、ぜひ土地を買って年に何度かいらっしゃい、と勧められました。

長話をしていたら、その息子さんが(英語ですが)「母さん、ピザがもう出来ているよ」、「ピザが冷えてしまうよ」とか言っていましたが、おばさんはうるさい、というような仕草で手を叩いて、それからもヒロの生活や大分県の話をしてくれました。今の日本人以上に日本人らしい、現地の日系人や日本人と話をするのは、ハワイ島に来る楽しみの一つです。


奥の方はTシャツとか雑貨とか、怪しげな石鹸や香料などが売られています。そのうちの一つ、ハワイ秘伝の薬というガマの油みたいな薬を見てみました。すると、小太りの浅黒い自分よりもう少し上くらいの中年男性が寄ってきて、「このハワイの秘伝の薬を試してみるか?」というので、「Yes」というと、椅子に座らされ、マッサージしつつ、その薬を擦り込んでくれました。

その御仁曰く、「自分にはせむしの娘がいて、彼女は夜、背中が痛くて夜熟睡できないので、俺がハワイの伝統に沿ってこの薬を作った。これを使ってマッサージをしてやると、彼女はぐっすり眠れるんだ」という売り口上があり、ますますガマの油のようだと感動しました。

塗ってもらった感想は、何だか香油という感じでしたが、悪い感じではなかったです。ちなみにその後お嬢さんは元気なの?と聴いたら、何だかあっさり「せむしは治らんさ」と回答されて、却って反応に困り、「I see」(なるほど、というニュアンスでしょうが)とだけ言っておきました。

さて人が並んでいる店があるので覗いてみると、白髪の多い長い髪を後ろでポニーテールのように結んだタイ系らしき初老のご婦人が、すごい勢いで石の鉢で唐辛子やニンニクをすり潰し、ナッツを砕き、パパイヤやレタスなどを刻んで、おいしそうなパパイヤサラダ(ソムタム)を作っていました。

タイ料理好きとして、これは外せないと思ったので、列に並んでゲットしました。唐辛子は控えめにしてもらったのですが、新鮮なニンニクがこれまた辛く、またみずみずしいパパイヤはシャキシャキでとても歯ごたえがよく、何だかカレーやピザを食った後でしたが、ばりばり食ってしまいました。


そんなこんなで、何だかいかがわしくもエキゾチックで、またヒロの中心街でやるファーマーズ・マーケットとは違ったワクワクするような、まさにハワイ島東部の人間力が分かる素敵な日曜市でした。

ちなみにこのタイ系のご婦人はヒロの中心街、まさにヒロのファーマーズ・マーケットのエリアの近くで看板がピンク色の小さなタイ料理店を出しています(名前を失念しました)。ですからこのパパイヤサラダは、わざわざ郊外まで行かなくても楽しめるのでした。

<追記>
ソムサマイズ(Somsamai's)という名前でした。以下に書いてみました。

マクウ・マーケットで見つけたタイ料理屋がヒロに出店

とはいえ、マクウからさらに東に15分くらい行くと、ハワイ島最東端のカイムキというエリアがあったり、アハラヌイ池(Ahalanui Pond)という温泉の湧いている池(といってもビーチパークなので、温泉というよりぬるま湯の天然プールという感じです)にも行けるので、やや治安は良くないそうですが、ハワイ島の自然の醍醐味が味わえるエリアだと思います。


**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

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2014年4月3日木曜日

チリ地震の影響 ~ヒロと津波の歴史

今朝は昨日のチリの地震の影響で、数十cm~1mの津波が北海道、東北、関東の海岸線で観測されました。

その前にハワイでもおもに東側のハワイ島ヒロ、マウイ島カフルイなどで数十cmの津波が観測されたようです。

ヒロのダウンタウンには、ちょうどシグ・ゼーンの横ですが、パシフィック・ツナミ・ミュージアム(Pacific Tsunami Museum)があります。


今回もそうですが、ハワイ諸島自体はあまり地震がないのに、環太平洋地震帯の中央に位置しているため、あちこちで発生する津波の被害を受けるようです。

書物では、ヒロの海岸線には昔は集落があり、サトウキビ列車が走り、賑わっていたそうですが、たとえば1960年チリ沖地震では10mを超える大津波で日系人など61人が亡くなり、その後、人が居住するエリアは、海外線→自動車道路→駐車場そして、今の商店街のところまで引っ込んだそうです。






ヒロやココナッツ・アイランド(ハワイ語でモクオラ)には何度も行っているのに、恥ずかしながら今回初めて気付いたのですが、ヒロの海側に突き出ているココナッツ・アイランドの背の高い椰子の木に、何やら白い塗料で年数が書いてありました。

よく見てみると、ヒロに津波が到達した年とその際の波の高さを椰子の木に刻んであるのです(写真の左側にある通路に沿った背の高い椰子の木がそれです)。



正確な数は記憶していませんが、これが片手で数えるどころではないのです。いつから記録しているか分かりませんでしたが、けっこう数年に1回は津波が来ており、10年に1回くらいは人の背丈より高い津波に見舞われているようです。

今はヒロ湾の手前に大きな防波堤があるので、湾の内側はかなり波が穏やかですが、それでも今後もまたヒロ湾に津波が来ることはあるのでしょう。とりあえず今回は数十cm程度で被害がなくてよかったです。