2014年3月1日土曜日

190号線の何もない広大な草原 〜ハワイ島に惚れてしまった瞬間

我が家のハワイ島延べ滞在日数もほぼ50日になりますが、何だかよく行くエリアとあまり行かないエリアがはっきりしてきました。

最初に行ったときはキング・カメハメハ・コナ・ビーチ・ホテルに泊まり、11号を南下して南コナ地区、カウ地区を経て火山国立公園に行きました。そこからさらにヒロに行き、そこで食事をしたり少しショッピングをして(あまり地理は分かりませんでしたが、Big Island Candiesだけは行きました)、海沿いのBanyan Streetのところは行かず仕舞いでした。

そこからヒロ空港の前を通り、11号を海の手前で左折して19号に入り、息子が大物になるようカメハメハ大王像に参拝し(残念ながら現時点ではご利益は出てないですが)、あとはスコールの降る夕暮れのハマクア・コーストをワイメア(Waimea)まで走り、ワイメアからは190号を通り、そこで左手には雄大なマウナ・ケア山が、右手には広大な溶岩台地と夕陽に照らされた太平洋が見えました。このハワイ島の光景を見て、すっかり私はこの島にイカれてしまったのでした。

コナとワイメアの間は、大きな木もなくサバンナっぽい溶岩大地がひたすら広がり、そして海面から4,000m級の山まで急激に上がっていく急勾配、その向こうにはマウナ・ケアの美しい姿があります。何とも人間の小ささ、ちっぽけさを感じる場所です。


そこから下を見ると、太平洋の雄大な風景が広がります。右手にはハワイ島で最初に形成された北部の山地、コハラ山脈が見えます。(ハワイ島最北端の町ハヴィ(Hawi)からこの山脈の尾根を走ってワイメアまで向かう250号は、ハワイ島でもっとも美しい風景の道路だと思います)。


草原を走る道路には、ところどころにマウンド(小山)があります。火山活動でマグマ溜まりとかになっていたのでしょう。マグマの中心は島の南に移ってしまいましたが、まだまだ大地のパワーは残っています。

レンタカーの走行が禁止されているので私はまだ行ったことがないのですが(最近、道路の整備が済んだので、相当走れるようになったとのことですが)、この道路の途中からサドル・ロード(Saddle Road)と呼ばれる道に入っていくと、このような小山がいくつもあり、場所によっては散策したりできるとのことです。また、このマウナ・ロアとマウナ・ケアの間を突っ切って行くと、北側のハマクア・コーストから行くより、ヒロに早く着くことができるそうです。

道が整備されたので、2013年はサドル・ロードからヒロに移動しようかなと思ったのですが、ちょうど土曜でワイメアのファーマーズ・マーケットに寄りたかったので、あきらめたのでした。




ややピンぼけで恐縮ですが、この草原地帯からだんだん西側に沈んでいく太陽がまた雄大に見えました。




このときは朝8時にキンカメ・ホテルを出て、約400km近い道のりを走って島を1日で一周し、ところどころで休憩したり車を停めて写真を撮ったりして、午後6時過ぎに元のホテルに帰ってきました。四国の半分と言われるハワイ島の広大さがよく体感できましたが、さすがに1日中ハンドルを握っていて、けっこう疲弊しました。

これに懲りて、次回からはコナやワイコロアの西側と東側のヒロに半々ずつ宿泊するようにして、それぞれのエリアをゆっくり回ったり、気が乗らない日はホテルのビーチでのんびり読書したりウクレレ弾いたりするようになったのでした。

**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。

ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ



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