https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/jnn?a=20180504-00000079-jnn-int
そのため、約1,700人の住人に避難命令が出されました。
もともとハワイ島南側のキラウエア火山のエリアからチェーン・オブ・クレーター・ロードを通って、南東の海沿いに道路があり、そこからカラパナ地区を通り、パホアを経由してヒロまで車で行けたようです。
<過去記事>
広大な溶岩台地を行く ~チェーン・オブ・クレーターロードところが1990年の噴火でカラパナ地区は流れ出た溶岩に飲まれてしまい、道路も寸断されてしまいました。
今、行き止まりになっているのも、溶岩の猛威が理由でした。
溶岩が近づいているエリアは?
いくつかのニュースを調べていると、前述のBBCニュースに、溶岩の脅威にさらされているエリアは、「レイラニ・エステーツ」(Leilani Estates)とありました。http://www.bbc.com/japanese/44000368
ヒロから南下した郊外、パホアの少し先、あの温泉で有名な「アハラヌイ・ビーチ・パーク」より、さらにキラウエア側に行ったところです。
パホアから東側とかもう少し南下したマウンテンビューやボルケーノ・ヴィレッジには、ハワイ島の雄大な自然に魅了されて、移り住んできた自然派施行芸術家が多いと聞きます。
(ヒロから郊外に出て、パホア地区に向かう道)
その手前に母の知人のクリスチャン仲間の方が住んでいて、一度ご自宅にお伺いしたことがありますが、何と水道はないので雨水を貯めてろ過する設備が屋根にありました。
また下水もないので、たとえばトイレは微生物に分解させた後、溶岩台地に還元しているようです。
と言った、わりとインフラ整備もあまりないような、ワイルドなエリアです。
(母の知人宅のラナイから庭と隣家をみる。とにかく広い)
その手前のハワイアン・パラダイス・パーク(Hawaiian Paradise Park)は、一時期日本のデベロッパーが日本人向けに大規模に分譲し(けっこう割高な価格だったようですが)、あちこちの媒体で紹介されていました。
また、地元に人に聞いた話では、昔はヒッピー文化の人などが流れ着いたところで、場所によってはクスリとかやっている人もいてハワイ島の中では、やや治安の悪いところだとも聞きました。
そういえば、うちのハワイ蔵書にあるこの本の筆者もこのエリアのようです。
いずれにせよ、この生きている火山の脅威がハワイ島の魅力であり、地球でも屈指のパワースポットであり続けるということです。
とはいえ、いくら女神ペレの気まぐれに直面しているエリアとはいえ、住む場所が危機に晒されているというのは非常に大変なことでしょう。
周辺に住む方々の無事と、被害が最小限で済むよう、遠い日本からお祈り申し上げます。
0 件のコメント:
コメントを投稿