ハワイ島西側にあるワイコロアやコナから見る夕陽の美しさはコナの夕陽の美しさは万人が、というのは大袈裟にしても、ハワイ島好きの人の99%くらいは認めてくれると思います。
そんなわけでコナに泊まっているときは、よく夕方に海岸線を散歩します。特にキングカメハメハ・コナ・ビーチホテルに泊まっているときは、コナ桟橋からフリヘエ宮殿を経て、ショッピングセンターまで歩いていきます。
やはり涼しい夕暮れになると多くの人がでてきて、ある人はビールを飲んだり、コーヒーを飲んだり(もちろんコナ・コーヒーでしょう)、海風を受けながら散歩したりしています。
そんな中で圧巻なのは、まるで古代ハワイ人を思わせるような精悍な顔をした浅黒い大男たちがどこからともなく出現し、それから何艘かのカヌーに分乗して、それぞれの速さを競いながら、カイルア桟橋の沖へと漕ぎ出していきます。
潮の具合にもよりますが、時には大きな波を受けながらも、赤い夕陽を反射させながら、手で漕いでいるとは思えないほどのスピードで沖合いから桟橋の方まで進み、何周も周回しています。
経済的には日本の地方と同様、決して裕福とはいえないハワイ州であり、ハワイ島ですが、豊かで美しい自然の中で逞しく生きている現地の人を見ると何とも羨ましく感じます。
**ちなみにうちでハワイ島に旅行するときは、ファーストワイズさんという代理店に依頼しています。大手旅行代理店より安くて、そのくせハワイ好きのハートをくすぐるパッケージツアーが多く、しかも延泊やレンタカー(コナで借りてヒロで乗り捨て)とかこちらに変な希望にも柔軟に対応してもらっています。
ハワイ旅行専門店 ファーストワイズ
毎年のようにハワイ島に行き、あの広大な溶岩台地をコナからワイコロア、ワイメアからハマクアコーストを通ってヒロへ、ボルケーノへ。取って置きのおすすめスポットをご案内します。
2014年6月27日金曜日
2014年6月11日水曜日
愛用のアジアン・ウクレレで気分(だけ)はハワイ
ハワイ島に行くときは、必ずウクレレをもっていきます。それほど上手い訳ではないのですが、コナやワイコロアでコンドミニアムのラナイで、またはプールサイドのチェアーに持ち込み、ポロンポロンと素朴な音色を楽しんでいます。
ところが、思い返すと、ヒロでは最初の頃泊まっていたヒロ・ハワイアン・ホテルは目の前がモクオラ島(ココナッツ・アイランド)があるし、ここ何度か泊まっているヒロ・シーサイド・ホテルでは中庭にプールがあるのですが、ウクレレをもって外出した記憶がありません。
なぜなら、3日に2日は雨が降るといわれる雨の街・ヒロではしょっちゅう雨が降ってくるので、雨に弱い木の楽器をおちおち表に出してはいられないからです。
とはいえ、モクオラとかダウンタウンとか、他のビーチパークとか歩いていると、あちこちでウクレレを弾いたり、アコースティックギターをかき鳴らしている人をよく見掛けるので、おそらく私に根性がないだけなんでしょう。
さて、よくハワイに持っていくのは、まあまあコンパクトでいながら、ソロプレイも楽しめるコンサートサイズのウクレレ、エレキギターでは世界的な国産ブランドのIbanez(アイバニーズ、ネットでは愛馬とか呼ばれています)のウクレレ「UEW30PDE」です。
ピックアップ内臓でありつつ生音も良いし、しかもプリアンプにはLED式のチューナーが内蔵されているため、電池さえ入れておけば、いつでも調音できるのが素晴らしいです。
やや赤っぽいボディはアフリカ原産のパドゥクという木が使われています。ウクレレでよく使われるコア材やギターや家具でお馴染みのマホガニー材と比べるとどう違うのか、正直よく分かりませんが、コアの固い音質でもなく、マホガニーの大人しい音質でもなく、バランスのいい鳴りが得られていると思います。
ちなみに、通常よく使われるコンパクトなウクレレは、ソプラノサイズと呼ばれていますが、コンサートサイズはそれより一回り大きいものです。
なおIbanezは日本の楽器メーカーですが、このウクレレはインドネシア製です。Ibanezでも5万円以下の廉価版ギターは中国製、5~8万円くらいの中級ギターはインドネシア製、8万円から上くらいのハイクラスでようやくメイド・イン・ジャパンですから、まあ中級クラスと同じ製造工場で作られているのだと思います。
最近は別モデルになって生産されていないので、あのタイミングで買っておいてよかったです。
さて、その後、ジェイク・シマブクロやその他ハワイアン音楽をジャズ・アレンジで弾くウクレレプレーヤーを見ていて(ジャワイアンとか呼ばれています)、ソロをもっと頑張るなら、サイズの大きいテナーサイズを弾いた方が良さそうだと思いました。
いくらジェイク・シマブクロに憧れて買ったとは、彼がどのようにしてあのように自由自在にプレイできるのかは、全く謎ですが。私のレベルはようやく単音だけで「フラ・ガール」のソロ等をたどたどしく弾ける程度です。
何はともあれ3万円前後という予算であれこれ調べて買ったのが、LANIKAI UCTEQというテナーウクレレです。ホーナーという、ハーモニカで有名な米国の楽器メーカーの製品です。
木は伝統的なカーリー・コアという、独特の木目の入ったコア材を使用しています。私の個体は、あまり色がないですが、モノによっては黒っぽい自然の木目模様が入っています。
こちらも上述のIbanez同様、ピックアップとプリアンプと内蔵しているため、アンプにつなぐと音を増幅することができます。ただしアンプに通すと妙に固い音がするので、プリアンプのイコライザーで高音域があまり強くならないように調節しています。
なぜかこちらもインドネシア製でした。何だか妙に丈夫で、数日くらいチューニングしなくても弦の音程がほとんど変わらないのはうれしい限りです。
ちなみに少し今年は本腰を入れて練習してみようと思っていて、6月29日に浅草にある某老舗ウクレレショップ主催のジャズ・ハワイアン・ウクレレ演奏のワークショップを受講しようと思っています。
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